JETROの海外コーディネーター・輸出プロモーター|農林水産・食品分野の海外展開支援
公開日
主催機関: 独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)
制度公式ページ: https://www.jetro.go.jp/services/coordinator/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | JETRO農林水産食品部 市場開拓課/海外事務所 |
| 対象 | 日本からの農林水産物・食品の輸出に取り組む事業者 |
| 支援の性格 | 海外配置の専門家による相談サービス+マンツーマン伴走支援 |
| 配置国・地域 | 北米・欧州・中東・東南アジア・東アジア・大洋州・中南米の主要拠点 |
| 費用 | 無料(コーディネーター相談・プロモーター個別支援ともに) |
制度の概要
JETROは、農林水産・食品分野の海外展開を支援する専門職を二層で配置しています。海外の主要拠点に配置された海外コーディネーターが現地トレンド・競合商品・商習慣・適切な展示会等に関するEメール相談・ブリーフィングを無料で行い、国内では輸出プロモーターが輸出戦略策定から契約締結までをマンツーマンで一貫支援する構造です。海外進出・海外生産は対象外で、日本からの輸出に特化したサービス設計となっています。
主な支援内容
- 海外コーディネーター(海外配置):現地トレンド・売れ筋商品情報、競合商品調査、商習慣の差異説明、適切な展示会提案、Eメール相談・ブリーフィング
- 輸出プロモーター(国内配置):輸出戦略の作成、マーケット・バイヤー情報の収集、海外見本市の随行、商談の立会い、契約締結までの一貫サポート
- 配置国・地域:ロサンゼルス・サンフランシスコ・ニューヨーク・トロント(北米)/ロンドン・パリ・ベルリン・ミラノ・ワルシャワ(欧州)/ドバイ(中東)/シンガポール・バンコク・マニラ・ホーチミン・クアラルンプール・ニューデリー(東南・南アジア)/北京・上海・広州・香港・ソウル・台北(東アジア)/シドニー(大洋州)/サンパウロ・メキシコ(中南米)
- 費用:無料(コーディネーター相談・プロモーター個別支援ともに)
- 回答期間:コーディネーター相談は原則4週間程度で回答
対象者
対象は、日本からの農林水産物・食品の輸出に取り組む事業者です。海外進出・海外生産は対象外で、あくまで「日本の農林水産物・食品を海外市場に輸出する」取組に焦点を絞った制度設計となっています。輸出プロモーターによる一貫支援は、応募・採択を経てマンツーマンで継続的に受けられる仕組みで、輸出ゼロ段階からの立ち上げを含む事業者の利用が想定されています。
活用時の留意点
JETROの農林水産・食品分野支援を他の海外展開支援制度と並べて見ると、「特定分野(農林水産・食品)に限定し、日本からの輸出取引に特化した、海外現地専門家による無料相談+国内の一貫伴走支援を組み合わせた二層構造」という、他に類似のない特徴的な立ち位置が目を引きます。汎用的な海外展開支援制度が対象業種を限定しないのに対し、本サービスは農林水産物・食品という政策重点分野に制度資源を集中投下する設計で、配置拠点・支援専門家・接続する見本市・バイヤー情報などが分野特化で整備されています。
制度設計上の特徴として目を引くのは、「海外コーディネーター」と「輸出プロモーター」の役割分担です。海外コーディネーターは現地配置・相談対応中心で、市場調査・商習慣理解など輸出検討の初期情報収集を担う一方、輸出プロモーターは国内配置・マンツーマン一貫支援で、輸出戦略策定から契約締結までの実行段階を伴走します。前者は「現地の目」、後者は「一貫支援の伴走者」として機能し、輸出の検討〜契約まで異なるフェーズで異なる専門家が接続される構造になっています。日本の農林水産物・食品の輸出を検討している事業者、海外市場の商品トレンド・商習慣情報を効率的に得たい生産者・食品メーカー、輸出戦略策定から契約締結まで伴走支援を求める事業者にとっては、分野特化の専門性ゆえに活用価値の高い制度基盤です。
問い合わせ先
- 海外コーディネーター(農林水産・食品分野): https://www.jetro.go.jp/services/coordinator/
- 輸出プロモーター個別支援: https://www.jetro.go.jp/services/export.html
- 農林水産物・食品の輸出支援ポータル: https://www.jetro.go.jp/agriportal/
- JETRO農林水産食品部 市場開拓課: aff-cdr@jetro.go.jp
- JETRO大阪本部 海外ビジネス推進課: os_agri@jetro.go.jp
配置国・支援メニュー・公募日程は年度により見直しが行われます。最新情報は公式ページで確認してください。

