株式会社キャンパスクリエイト

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産業振興・地域振興/大学関連

当社が携わったマッチングイベントを
ご紹介します。

大学関連

イベント名 電気通信大学 産学官連携DAY2020 WEB開催 ~電通大の産学連携の”今”を一挙公開~
開催日 令和2(2020)年7月29日(水)9時50分~16時15分
カテゴリー 大学関連 
主催/共催/後援/
協力/企画運営 等
主催 国立大学法人電気通信大学 後援 一般社団法人目黒会(電気通信大学同窓会) 株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO) 電気通信大学産学官連携センター事業協力会 多摩信用金庫
開催内容

テ ー マ:「今年はWebで!~電通大の産学連携の”今”を一挙公開~」

開催方法:WEBを利用したプレゼンテーションおよび動画の配信

参 加 費:無料

申込期間:令和2(2020)年7月6日(月)~7月27日(月)

 

詳細内容:以下のプログラム詳細をご覧ください。

 

<プログラム詳細>

9:50-10:00

オープニング

産学官連携センター長 小花 貞夫

 

10:00-12:00

研究テーマの紹介(Ⅰ)

10:00-10:30<情報>

「深層学習を用いた雑談対話ログからのユーザの興味推定」

人工知能先端研究センター 准教授 稲葉 通将

 

<概要>
人と人とのコミュニケーションにおいて雑談は重要であり、人の会話の約62%は雑談であるという報告もあります。本研究では、雑談対話のログを入力とし、対話に参加した話者が興味を持つトピック(旅行、スポーツなど)を推定するニューラルネットワークベースの手法を提案します。
提案手法の特色は、対話中に出現したトピックだけではなく、それ以外のトピックに関しても推定が可能な点であります。応用としては、対話データを用いたマーケティングや顧客との対話に基づくニーズの把握等が期待できます。

 

10:30-11:00<情報>

「商品の推薦理由がわかる情報推薦システム」

情報理工学研究科 情報学専攻 准教授 岡本 一志

 

<概要>
推薦システムにおいて推薦理由を提供する機能を推薦の透明性といいます。推薦の透明性は、推薦の受け入れられやすさやシステムの利用満足度などに寄与することが知られています。本発表では、購買履歴や商品への評価データを用いて事前に学習したモデルに基づき、推薦商品と併せて推薦理由を提示するシステムについて報告します。また、当研究室で取り組んでいる研究者推薦システムや賃貸物件の賃料予測モデルに関する研究も紹介します。

 

11:00:11:30<情報>

「人間の視覚的・身体的特性を考慮した作業設計・作業改善に関する研究」

情報理工学研究科 情報学専攻 助教 中嶋 良介

 

<概要>
工業製品を生産するものづくりの現場では、ヒトやモノ、お金、情報などの経営資源を有効活用し、より少ないインプットでより多くのアウトプットを生み出すことが求められています。それと同時に、そこで働かれている多くの労働者の安全を確保し、負担を低減する必要もあります。
当研究室では、このようなものづくりの現場を対象として、良い仕事を設計し、正しく運用する技術(これを「IE: Industrial Engineering」と呼びます。)について研究をしています。当日はこの研究について具体例も交えて紹介します。

 

11:30-12:00

「深層学習を活用した次世代無線システムの研究開発」
情報理工学研究科 情報・ネットワーク学専攻 助教 須藤 克弥

 

<概要>
多様なユーザ端末が多数同時接続するIoT時代の無線システムに向けて、限られた周波数を効率的に利用する通信技術の研究開発が盛んに行われています。講演者は、周波数枯渇問題を解決するため、異なる無線システムが相互の電波伝搬特性を正確に認識し、干渉することなく同一周波数帯で通信する周波数共用技術の研究開発を進めています。本講演では、周波数共用技術の核となる高精度な電波伝搬推定を深層学習により実現する方法を紹介します。さらに、深層学習による電波伝搬推定を応用した自律走行車の遠隔操作支援技術についても説明します。

 

12:00-12:30

知的財産活動の紹介

・イチ推し知財に関するデモ動画の公開

・最新の公開公報及び特許公報に関するシーズ集の紹介

・知財のライセンス・共同研究契約に関する問合せ対応など

 

公開知財リスト

関連知財:特願2020-011562

 

関連知財:特願2020-083492

 

関連知財:特願2019-040938

関連知財:PCT/JP2020/008362、WO2019/078343、特許第6360781号

関連知財:特願2019-209567

 

  • 「顕微鏡観察セル」、「スマートフォン型医療診断センシングシステム」
    (基盤理工学専攻 教授 サンドゥー アダルシュ)
    簡易スライド  詳細資料

関連知財:特願2020-075216

 

  • 「口腔活動リハビリテーションのための多種感覚提示装置」
    (情報学専攻 准教授 野嶋 琢也)
    簡易スライド  詳細資料

関連知財:特開2018-117682

 

関連知財:特願2020-78341

 

関連知財:特開2017-201498、特開2019-029789、特開2012-028877

 

関連知財:特開2017-211873、特願2020-003064

その他イチ推し知財資料

  • 「飛び出し位置の変わる空中像」(情報学専攻 助教 小泉 直也)
    詳細資料
  • 「疲労・集中評価マット」(情報学専攻 准教授 水野 統太、教授 板倉 直明)
    詳細資料
  • 「光ファイバー型光化学リアクター」(基盤理工学専攻 准教授 古川 怜)
    詳細資料
  • 「光ファイバー型応力センサ」(基盤理工学専攻 准教授 古川 怜)
    詳細資料
  • 「Smart Hair」(情報学専攻 准教授 野嶋 琢也)
    詳細資料
  • 「歩行動作の加齢度評価法」(機械知能システム学専攻 教授 岡田英孝)
    詳細資料

 

知財のライセンス・共同研究契約に関する問合せ

12時30分から16時00分

 

個別相談(事前申込制)

産学官連携DAYお申込みの際に、個別相談を希望された方には、既にご相談の時間帯とZoomのURLをご連絡させていただいております。時間となりましたら連絡済のURLにアクセスください。
なお、個別相談は、発明者である教員との相談ではなく、知財担当者との相談となります。

 

一般相談(申込不要)

「イチ推し知財に関するスライド紹介」にご参加いただき本学の知財に興味を持たれた方、また、本学の知財に関しまして一般的な相談をご希望の方、に向けて、当日12時30分から16時00分に、一般相談を開催しますので、ぜひご参加ください。
なお、連携DAYご参加者の皆さまには事前に知財相談のZoom URLをご案内させていただいております。

 

一般相談の留意事項

一般相談は、上述の個別相談と異なり、他の参加者も内容を視聴等しています。
上記の個別相談を申し込んでおらず、当日個別相談をご希望の場合には、一般相談にご参加いただき、その場で個別相談をお申込みください。別途Zoom URLをご案内させていただきます。

12:30-13:30

ベンチャー企業の活動紹介

 

ベンチャー支援部門の活動紹介

12時30分から12時45分
産学官連携センター ベンチャービジネス支援部門長 野嶋 琢也

 

株式会社deltafiber.jp(令和元(2019)年度認定)

『会社概要、取扱製品の紹介とWithコロナ社会に向けて』

(12時45分から13時00分)
代表取締役 石原 信之 氏
取締役 都丸 暁 氏
(電気通信大学インキュベーション施設入居企業)

株式会社deltafiber.jp

株式会社ChiCaRo(平成29(2017)年度認定)

『Withコロナにおける事業拡大戦略』

(13時00分から13時15分)
R&D事業部長兼執行役員 奥 温子 氏
(電気通信大学インキュベーション施設入居企業)

株式会社ChiCaRo

 

株式会社ハートビーツ(平成21(2009)年度認定)

『MSP事業と新型コロナ対応』

(13時15分から13時30分)
代表取締役 藤﨑 正範 氏

株式会社ハートビーツ

 

13:30-14:00

UECアライアンスセンターの活動紹介

・UECアライアンスセンターの概要やICTワークショップの活動紹介

発表資料

 

14:00-16:00

研究テーマの紹介(Ⅱ)

 

14:00-14:30<医療・福祉>

「スマートフォン型医療診断センシングシステム及び液中試料向け顕微鏡観察セル」

情報理工学研究科 基盤理工学専攻 教授 サンドゥー アダルシュ

 

(1)Point Of Care Testing (POCT)応用に機能磁性粒子とスマートフォンを融合することで、新たなバイオセンシング手法を開発しました。具体的には、テスト用溶液中のナノ磁性粒子の力学的な運動の有無を出力信号とした標的物質の検出を行いました。外部電場および磁場によりナノ粒子の運動を制御し、その動きをトラッキングし、検出対象物質の濃度を定量的な検出します。
(2)液中試料観察用透過型電子顕微鏡(WET-TEM)の循環型ナノカプセルの作製および液中200nm粒子の振舞をWET-TEMで観察に成功し、報告します。

 

14:30-15:00<材料>

「気相成長によるフラーレンマイクロ構造体の形成技術」

情報理工学研究科 基盤理工学専攻 助教 塚本 貴広

 

<概要>
フラーレンは有機エレクトロニクスにおけるN型半導体として重要な材料であります。フラーレンの結晶体である立体構造を有するフラーレン構造体は表面積が大きいため、太陽電池・燃料電池の電極材料や触媒担持材料などへの応用が期待されています。フラーレン構造体は液-液界面結晶析出法により形成可能でありますが、その遅い形成速度が課題であり、産業応用に耐えうる大量合成技術の開発が求められています。本講演では、大量合成に適した気相成長によるフラーレンマイクロ構造体の合成技術について紹介します。

 

15:00-15:30<デバイス>

「プラズモニックMEMSによる新規光センサの研究紹介」

情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 准教授 菅 哲朗

 

<概要>
金属マイクロ・ナノ構造に光を照射したときに見られる共鳴的な光応答は、表面プラズモン共鳴と呼ばれ、センサなどへの応用が近年盛んに進められています。従来、この応答測定には光学系が必要であり小型化の妨げでありました。当研究室では、金属マイクロ・ナノ構造を半導体MEMS(Micro Electro Mechanical Systems,微小電気機械システム)上に形成することで、表面プラズモン共鳴状態をオンチップで電流により検出としています。将来的に光学系を不要とし、高機能なセンサの大幅な小型化につながる技術であります。現在この方法を軸にして、新しい小型MEMS分光器、化学量センサ、赤外受光器などのセンサデバイス研究を展開しています。本講演では、これらの研究動向について紹介します。

 

15:30-16:00<モノづくり>

「省エネかつ高性能なモノづくりに貢献する流体制御」

情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 准教授 守 裕也

 

<概要>
流れが乱流へと遷移すると物体壁面における流体摩擦抵抗が著しく増加し、航空機や船舶の燃費悪化に繋がります。本講演では、乱流制御技術として、高速遊泳するイルカ腹部の微小振動からヒントを得た進行波制御を紹介します。本技術は、乱流を再層流化させ摩擦抵抗を約70%削減する他、従来技術では両立の難しい摩擦抵抗低減と熱伝達促進の同時達成が可能です。
想定される用途として、飛行機や電車、船舶など乗り物における流体抵抗低減や燃費削減、配管などにおける流体の輸送効率の向上、エアコンなどの熱交換器における熱伝達性能向上が考えられます。

 

16:00-16:15

クロージング

 

(10:00-16:00)

研究設備利用相談コーナー

研究設備の利用に関する相談コーナーを開設します。

 

研究設備センター 基盤研究設備部門

遠隔操作・自動測定に対応を予定している設備

□顕微レーザーラマン分光計

新規炭素材料、半導体デバイスの開発・評価

令和元(2019)年度に新規導入をした設備

□高速液体クロマトグラフィー

タンパク質、ペプチドなど高性能に分離・検出

研究設備センター 先端研究設備部門

□先端研究設備部門装置紹介

□クリーンルーム

□研究紹介①蛍光材料研究事例(牧昌次郎研究室)

□研究紹介②金属の微細加工の研究事例(菅哲朗研究室)

研究設備センター 低温部門

相談コーナー

研究設備の利用に関する相談をご希望の方は、以下の連絡先にお気軽にお問合せください。

連絡先:sentan.kiban@cia.uec.ac.jp(研究設備センター)

 

お問い合わせ

産学官連携センター(産学官連携支援部門)
メールアドレス:r-day@sangaku.uec.ac.jp
電話:042-443-5871(開催当日9時00分から16時00分)

 

電気通信大学 産学官連携DAY2020 WEB開催 ~電通大の産学連携の”今”を一挙公開~