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開放特許情報

特許情報

発明の名称 制御装置および制御方法、ノードおよび送信方法
技術分野 IT
出願日 平成20年12月19日
出願番号 特願2008-323060
公開番号 特開2010-147826
登録番号
出願人 国立大学法人電気通信大学
発明者 大木 英司
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概要 【要約】

【課題】
トラヒックを効果的に分散させ、ネットワークの使用効率を向上させる。

【解決手段】ネットワーク12は、複数のノード21がリンク20を介して接続されることにより構成され、発ノード21に入力されたトラヒックを、中間ノード21を介して着ノード21に送信する。トラヒック量割合算出装置11は、ネットワークの構成、および、リンク20の使用可能な帯域の容量に基づいて、発ノード21と着ノード21の組み合わせごとに、各ノード21を中間ノードとしてトラヒックを分散させる割合を算出する。本発明は、例えば、ノードを制御する装置に適用することができる。

【特許請求の範囲】

【請求項1】
複数のノードがリンクを介して接続されることにより構成されるネットワークにおいて、発ノードに入力されたトラヒックを、中間ノードを介して着ノードに送信する場合に、前記トラヒックの通信を制御する制御装置において、
前記ネットワークの構成、および、前記リンクの使用可能な帯域の容量に基づいて、前記発ノードと前記着ノードの組み合わせごとに、各ノードを前記中間ノードとして前記トラヒックを分散させる割合を算出する算出手段
を備える制御装置。

【請求項2】
前記算出手段は、前記ネットワークの構成、前記リンクの使用可能な帯域の容量、および前記トラヒックに関する情報に基づいて、前記割合を算出する
請求項1に記載の制御装置。

【請求項3】
前記算出手段は、前記ネットワークのモデルとしてパイプモデルを仮定し、前記割合を算出する
請求項2に記載の制御装置。

【請求項4】
前記算出手段は、前記ネットワークのモデルとしてホースモデルを仮定し、前記割合を算出する
請求項1に記載の制御装置。

【請求項5】
複数のノードがリンクを介して接続されることにより構成されるネットワークにおいて、発ノードに入力されたトラヒックを、中間ノードを介して着ノードに送信する場合に、前記トラヒックの通信を制御する制御装置の制御方法において、
前記ネットワークの構成、および、前記リンクの使用可能な帯域の容量に基づいて、前記発ノードと前記着ノードの組み合わせごとに、各ノードを前記中間ノードとして前記トラヒックを分散させる割合を算出する算出ステップ
を含む制御方法。

【請求項6】
ネットワークを構成するノードであって、入力されたトラヒックを、前記ネットワーク内の中間ノードを介して、前記ネットワーク内の着ノードに送信するノードにおいて、
前記トラヒックが入力される発ノードとしての前記ノードと前記着ノードの組み合わせごとに求められた、前記ネットワーク内の各ノードを前記中間ノードとして前記トラヒックを分散させる割合に基づいて、前記トラヒックを送信する中間ノードを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記中間ノードに前記トラヒックを送信する送信手段と
を備えるノード。

【請求項7】
ネットワークを構成するノードであって、入力されたトラヒックを、前記ネットワーク内の中間ノードを介して、前記ネットワーク内の着ノードに送信するノードの送信方法において、
前記トラヒックが入力される発ノードとしての前記ノードと前記着ノードの組み合わせごとに求められた、前記ネットワーク内の各ノードを前記中間ノードとして前記トラヒックを分散させる割合に基づいて、前記トラヒックを送信する中間ノードを決定する決定ステップと、
前記決定ステップの処理により決定された前記中間ノードに前記トラヒックを送信する送信ステップと
を含む送信方法。

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