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開放特許情報

特許情報

発明の名称 プログラムの維持・改良システム、及びコンピュータ読み取り可能なプログラム
技術分野 IT
出願日 平成19年8月10日
出願番号 特願2007-209617
公開番号 特開2009-43152
登録番号 特許第5142125
出願人 国立大学法人電気通信大学
発明者 高玉 圭樹
野並 顕
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概要 【要約】

【課題】プログラムをより安定して維持・改良すること。

【解決手段】対象プログラムを実行する実行手段(20)と、所定の記憶手段に記憶された削除待ち行列に従って対象プログラムを削除する削除手段(22)と、実行終了した対象プログラムについて、数値化された実行結果が目標値と合致した場合に最大値を評価値として出力すると共に数値化された実行結果が目標値から離れるに従って小さくなる値を評価値として出力する傾向を有する評価関数によって、評価を行なう評価手段(24)と、評価手段による評価値に基づいて、対象プログラムの前記削除待ち行列における削除順位を変更する削除順位変更手段(26)と、評価手段による評価値に基づいて、対象プログラムを複製する複製手段(28)と、を備えるプログラムの維持・改良システム(1)。

【特許請求の範囲】

【請求項1】
対象プログラムを実行する実行手段と、
所定の記憶手段に記憶された削除待ち行列に従って前記対象プログラムを削除する削除手段と、
実行終了した前記対象プログラムについて、数値化された実行結果が目標値と合致した場合に最大値を評価値として出力すると共に数値化された実行結果が目標値から離れるに従って小さくなる値を評価値として出力する傾向を有する評価関数によって、評価を行なう評価手段と、
前記評価手段による評価値に基づいて、前記対象プログラムの前記削除待ち行列における削除順位を変更する削除順位変更手段と、
前記評価手段による評価値に基づいて、前記対象プログラムを複製する複製手段と、
を備えるプログラムの維持・改良システム。

【請求項2】
前記削除順位変更手段は、前記評価手段による評価値が前記最大値である場合に、該評価された対象プログラムの前記削除待ち行列における削除順位が下がるように、前記対象プログラムの前記削除待ち行列における削除順位を変更する手段である、請求項1に記載のプログラムの維持・改良システム。

【請求項3】
前記対象プログラムに変異を生じさせる変異処理手段を備える、請求項1又は2に記載のプログラムの維持・改良システム。

【請求項4】
前記評価関数の設定又は変更に関する外部からの入力を受け付ける評価関数入力受付手段を備える、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のプログラムの維持・改良システム。

【請求項5】
前記評価手段の評価値を記憶する評価値記憶手段を備え、
前記複製手段は、前記評価値記憶手段に記憶された評価値の履歴に基づいて、前記対象プログラムを複製する手段である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のプログラムの維持・改良システム。

【請求項6】
前記複製手段は、前記評価値記憶手段に記憶された評価値の累計値に基づく値が所定の複製基準値を超えた場合に対象プログラムを複製する手段である、請求項5に記載のプログラムの維持・改良システム。

【請求項7】
前記評価関数は、最低値として累計可能な値を出力する関数である、請求項6に記載のプログラムの維持・改良システム。

【請求項8】
宇宙空間で使用されることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のプログラムの維持・改良システム。

【請求項9】
前記変異処理手段は、自己の作動に依らない対象プログラムの変異発生率に応じて前記対象プログラムに変異を生じさせる確率を変更する手段である、請求項3、又は請求項3に係る請求項4ないし8のいずれか1項に記載のプログラムの維持・改良システム。

【請求項10】
コンピュータを、請求項1ないし9のいずれか1項に記載のプログラムの維持・改良システムとして機能させるための、コンピュータ読み取り可能なプログラム

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