発明の名称 | 信号測定装置、及び信号測定方法 |
---|---|
技術分野 | ものづくり |
出願日 | 平成29年2月21日 |
出願番号 | 特願2017-29981 |
公開番号 | 特開2018-134189 |
登録番号 | |
出願人 | 国立大学法人電気通信大学 |
発明者 |
横井 浩史
姜 銀来 |
特許公報 | PDFのダウンロードはこちらから |
概要 | 【要約】 【課題】単一の筋電センサで検知された信号から筋電信号と外力(衝撃)情報を効果的に分離する技術を提供する。 【解決手段】信号測定装置は、導電性高分子材料で形成された少なくとも一対の電極を有する筋電センサと、前記筋電センサの前記電極で検知された信号から、周波数成分に基づいて、筋電信号と外力に関する情報とを分離する信号処理部と、を有する。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 導電性高分子材料で形成された少なくとも一対の電極を有する筋電センサと、前記筋電センサの前記電極で検知された信号から、周波数成分に基づいて、筋電信号と外力に関する情報とを分離する信号処理部と、を有することを特徴とする信号測定装置。 【請求項2】 前記導電性高分子材料は、導電性シリコーンゴム、ポリイソピレン、ポリブタジエン、電電性ドーパントが添加されたエラストマーから選択されることを特徴とする請求項1に記載の信号測定装置。 【請求項3】 前記信号処理部は、前記筋電センサの出力信号から、100Hz~1kHzの周波数成分を筋電信号として取り出すことを特徴とする請求項1または2に記載の信号測定装置。 【請求項4】 前記信号処理部は、前記筋電センサの出力信号から、100Hz未満の周波数成分を外力情報として取り出すことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の信号測定装置。 【請求項5】 前記信号処理部は、前記外力情報として取り出される周波数スペクトルのピーク位置に応じて外力の性質を判別することを特徴とする請求項4に記載の信号測定装置。 【請求項6】 導電性高分子材料で形成された少なくとも一対の電極で表面筋電位信号を検知するステップと、前記表面筋電位信号から、周波数成分に基づいて筋電信号と外力に関する情報とを分離するステップと、を有することを特徴とする信号測定方法。 【請求項7】 前記導電性高分子材料で形成された電極を、外力による衝撃波の通過帯域を低減するフィルタとして機能させることを特徴とする請求項6に記載の信号測定方法。 【請求項8】 前記表面筋電位信号を周波数解析して、100Hz~1kHzの周波数成分を筋電信号として取り出すことを特徴とする請求項6または7に記載の信号測定方法。 【請求項9】 前記表面筋電位信号を周波数解析して、100Hz未満の周波数成分を外力情報として取り出すことを特徴とする請求項6~8のいずれか1項に記載の信号測定方法。 【請求項10】 前記外力情報として取り出される周波数スペクトルのピーク位置に応じて外力の性質を判別するステップ、をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の信号測定方法。 |
本特許の活用に関心がある方はコチラよりお問合せください。