Human-in-the-Loop(人の介在)

Human-in-the-Loopとは、処理の要所で人の判断を挟む設計のことです。

別表記:Human-in-the-Loop/HITL/人の介在/人の承認

なぜ必要なのか

すべてを自動化しようとすると、どこかで必ず無理が出ます。判断が難しい場面、影響の大きい操作、例外的な状況。こうした場面で人が確認する仕組みを、あらかじめ組み込んでおきます。

どこに線を引くか

正解はありませんが、実用的な基準になるのが間違えたときに取り消せるかどうかです。

読み取りや下書きの作成であれば、誤っても実害は小さい。一方、ファイルの削除と社外への送信は、やり直しがききません。共有フォルダから消えたことに気づくのは必要になったときですし、送信したメールは相手の受信箱に届いた時点でこちらの手を離れます。

取り消せない操作には人の承認を挟む、という切り分けが、もっとも実行しやすい形です。

形骸化しやすい

件数が多くなると、内容を見ずに承認するようになります。押すだけの手続きになれば、挟んだ意味がありません。

人を挟むのであれば、その人が判断できる情報を提示し、件数が過大にならないよう設計する必要があります。

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