オフボーディング
オフボーディングとは、退職や異動、契約終了に伴って、権限を確実に取り上げる手続きのことです。
別表記:オフボーディング/Offboarding/退職時処理/権限の回収
よくある誤解:入社時の手続きと同じように回るのか
入社時のアカウント発行は、業務が始まらないため必ず行われます。一方、退職時の削除は、行わなくても誰も困りません。だから抜けます。
複数のシステムにアカウントがある場合、そのすべてを漏れなく処理する必要があります。手作業で行っていれば、必ずどこかが残ります。
AIエージェントで起きること
もっと抜けやすくなります。AIは人事システムに登録されないため、退職や異動というきっかけそのものがありません。
プロジェクトが終わってもAIの権限だけが残る。担当者が異動したあとも、その人の委任に基づくAIが動き続ける。数年後に、誰も把握していない権限で動いているAIが見つかる。こうした状態が生まれます。
備え方
権限を期限付きで発行しておくのが、もっとも確実です。更新しなければ自然に消えるため、取り上げる作業そのものが不要になります。
あわせて、人事の動きと連動して失効させられる仕組みにしておけば、異動のタイミングで権限が切れます。誰の委任に基づく権限なのかが記録されていれば、その人の異動をきっかけに処理できます。
