RBAC/ABAC/ReBAC

RBAC/ABAC/ReBACとは、アクセス権限を何を基準に決めるかという方式のことです。 それぞれ、役割・属性・関係を基準にします。

別表記:RBAC/ABAC/ReBAC/役割ベースアクセス制御/属性ベースアクセス制御/関係ベースアクセス制御

3つの違い

RBAC(役割ベース) は、「営業部の課長」といった役割に権限を紐づけます。もっとも広く使われている方式で、管理が単純です。ただ、例外的な状況に対応しづらく、役割の種類が増えすぎる問題があります。

ABAC(属性ベース) は、所属、職位、時間帯、場所といった属性の組み合わせで判断します。細かい制御ができますが、条件が複雑になり、なぜ許可されたのかを追いにくくなります。

ReBAC(関係ベース) は、「このファイルの作成者である」「このプロジェクトの参加者である」といった関係で判断します。共有や委譲の関係を表現しやすい方式です。

AIエージェントに当てはめると

いずれの方式でも、AIに役割や属性を割り当てて権限を決めることはできます。

ただ、「誰の委任に基づくのか」という情報は、これらの方式では表現しにくい部分です。役割を与えることと、特定の人から特定の業務を任されていることは、別の情報になります。

事故が起きたときに、実行の記録は残っても、その権限がどこから来たのかを辿れない、という状況になります。

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