IGA(IDガバナンス管理)

IGAとは、権限の付与や棚卸し、監査への対応までを統制する仕組みのことです。 Identity Governance and Administrationの略です。

別表記:IGA/IDガバナンス/Identity Governance and Administration

IAMとの違い

IAM(ID・アクセス管理)が「誰が何にアクセスできるか」を実際に制御する仕組みだとすれば、IGAは「その権限は適切か」を管理する仕組みです。

誰がどんな権限を持っているかを一覧にし、定期的に見直し、承認の記録を残す。権限を与える手続きが正しく踏まれているかを確認する。監査で問われたときに説明できる状態を作るのが目的です。

なぜ必要なのか

権限は放っておくと増えます。異動のたびに新しい権限が足され、古い権限は「まだ使うかもしれない」という理由で残ります。数年経つと、誰も全体像を把握していない状態になります。

定期的に見直す仕組みがないと、この状態は避けられません。

AIエージェントへの適用

AIに与えた権限も、同じ問題を抱えます。しかも、AIは人事の動きと連動しないため、見直しのきっかけがありません。プロジェクトが終わっても権限だけが残る、という状態になりがちです。

期限を切って発行し、更新のたびに見直す形にしておくと、放置された権限が自然に消えます。

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