プレスリリース
当社は、中小企業庁が実施する「令和7年度 中小企業のイノベーション創出を支援するイノベーション・プロデューサー」に採択されました
背景
中小企業が真に成果を生むイノベーションを起こすには、自社の強みとなる専門性の高い技術やノウハウを言語化し市場ニーズに適合させた製品化を行うための、周辺知識やスキルが重要です。また、それらの情報を整理・分析しながら他社と差別化した事業戦略を構築し、戦略の実行に必要な資金提供者、技術者、協力企業などのリソースを巻き込んでいく力が必要です。
本事業では、こうした課題を解決する支援の在り方や運営方法について検討すべく、イノベーション創出を推進するために必要な機能を担う人材「イノベーション・プロデューサー」が成長志向型の中小企業のイノベーション創出を支援し、同時に「イノベーション・プロデューサー」自身の活動強化を図ります。
当社は、令和5・6年度に本事業を通じて構築した中小企業支援スキーム・体制* を基盤に、活動を加速させ、令和7年度においてはよりアウトカムフェーズの支援に注力してまいります。イノベーション・プロデューサーを務める大津留 榮佐久は、半導体や産業機器領域での豊富な新規事業開発の経験を有しており、半導体、カーボンニュートラル・水素をはじめとする次世代エネルギー、モビリティ、バイオといった先端情報を有するプロコミュニティのネットワークを活用しながら、支援する中小企業の稼ぐ力を強化し、持続的な成長の実現を目指します。
また、令和7年度では、研究大学連携+大学発スタートアップ(SU)エコシステムとの連動、大企業R&D グループとのコンソーシアム形成などによる広域展開や、企業側の新規事業開発人材の育成にも取り組んでまいります。
*当社の中小企業支援スキーム・体制
イノベP(イノベーション・プロデューサー)+IC(イノベーション・コーディネーター)+PC(各業界の専門知識を有するプロコミュニティ) の三位一体型チームで、アカデミア、行政、金融ネットワークを活かした中小企業を支援するスキーム及び体制。課題や支援の状況に応じてスキーム・体制を変化させながら取り組む。
イノベーション・プロデューサー 大津留 榮佐久

■略歴
外資系半導体メーカー等で半導体、産業機器領域での豊富な新規事業開発の経験、大学においても産学連携事業プロデュースにおける実績ノウハウを有し、一般社団法人OSTiを立ち上げ「高度人材を組織化し、実社会への価値提供実現を支援する」をサービスモデルの根幹に位置づけ、産学官連携による社会課題解決に向けて多様なプロデューサー集団を束ね、ニーズに応じて支援を行ってきたプロフェッショナル人材。
■現在の活動
(一社)OSTi(オスティ) 代表理事
(国研)日本原子力研究開発機構(JAEA)研究開発推進部 シニアアドバイザー(SA)
(公財) 研究・イノベーション学会 参与 プロデュース研究分科会幹事
大阪大学 量子情報・量子生命研究センター(QIQB)特任教授
「令和5年度~6年度 イノベーション・プロデューサー」実証事業を報告いたします
当社は、令和5年度~6年度の中小企業庁「イノベーション・プロデューサー」実証事業も採択され、中小企業のイノベーション創出に取り組んでまいりました。事業報告を行っておりますので、ぜひ下記からご覧ください。