Verifiable Data Registry(検証可能データレジストリ)

Verifiable Data Registryとは、証明の検証に必要な情報を置いておく場所を、一般化して表した用語です。 仕様のなかで、この役割を指すために使われます。

別表記:Verifiable Data Registry/VDR/検証可能データレジストリ/データレジストリ

何が置かれるのか

デジタルの証明(VC/Verifiable Credentials)を確かめるには、発行者の公開鍵が必要です。また、その証明が失効していないかも確認する必要があります。

こうした情報の置き場所を指すのが、この用語です。具体的には、識別子と公開鍵の対応、失効の情報、証明の項目を定めた決まりなどが置かれます。

抽象的な言葉であることに意味がある

この役割を果たすものは、特定の技術に限定されていません。 通常のWebサーバーでも、社内のデータベースでも、分散台帳でも構わない、という設計になっています。

企業が社内で使う分には、既存のWebサーバーに置くだけで成立する場合がほとんどです。

よくある誤解:ここに証明が保管されるのか

されません。 置かれるのは検証に必要な情報だけで、証明の中身は保有者の手元にあります。

この区別を取り違えると、個人情報を共有の場所に置く設計になってしまいます。とくに分散台帳を使う場合、書き込んだ内容は後から消せません。個人情報保護法が求める消去への対応と衝突するため、注意が必要な部分です。

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