DID Method(DIDメソッド)

DID Methodとは、識別子を実際にどう実現するかという、方式の種類を指します。 数十種類あり、それぞれ得意な場面が違います。

別表記:DID Method/DIDメソッド/DID方式

何を決めるものなのか

DID(分散識別子)は、特定の企業のサービスに依存せずに使える識別子で、デジタルの証明を検証するために必要な公開鍵をたどれるようにする仕組みです。

ただし仕様としては枠組みを定めているだけで、識別子をどこに登録し、公開鍵をどこから配るかは決めていません。そこを具体的に定めるのが、この方式です。

主な系統

組織のWebサイトのアドレスをそのまま識別子として使い、通常のWebサーバーから鍵を配る方式。鍵そのものから識別子を生成する、登録先を必要としない方式。そして、分散台帳に登録する方式です。

選ぶときの基準

運用の負担と、求められる独立性の兼ね合いになります。

自社の従業員やAIに証明を発行する用途であれば、既存のWebサーバーで完結する方式が扱いやすく、追加の設備も要りません。一方、発行元の組織が消滅しても識別子を維持したい、といった要件があれば、別の方式が検討されます。

注意点

方式が違うと相互に扱えないことがあります。確認する側が対応していない方式の識別子は、そのままでは検証できません。

社外とのやりとりを想定する場合は、相手が何に対応しているかを事前に確かめておく必要があります。技術的な判断に見えますが、実際には将来つながる相手の範囲を左右する選択になります。

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