DID Document(DIDドキュメント)

DID Documentとは、識別子に紐づく情報をまとめた文書です。 その識別子に対応する公開鍵や、やりとりのための接続先などが記述されています。

別表記:DID Document/DIDドキュメント/DID文書

何のために存在するのか

デジタルの証明(VC/Verifiable Credentials)は、発行者が電子署名を付けたものです。受け取った側は、発行者の公開鍵を使って署名を確かめます。

その公開鍵がどこにあるのかを示すのが、この文書です。役割としては、印鑑証明書に近いものだと考えると分かりやすいかもしれません。

どう使われるのか

検証する側は、証明に書かれた発行者の識別子を手がかりにこの文書を取得し、そこに記載された公開鍵を使って署名を確かめます。

文書をどこから取得するかは、識別子の方式によって変わります。Webサーバーから配布される場合もあれば、分散台帳から取得する場合もあります。

実務で押さえておきたい点

鍵の更新への対応です。秘密鍵は定期的に入れ替えるのが望ましく、漏えいが疑われる場合には即座に交換する必要があります。このとき、記載されている公開鍵も更新されます。

過去に発行した証明を引き続き検証できるようにするには、いつからいつまでどの鍵が有効だったのかを扱えるようにしておく必要があります。

よくある誤解:ここに個人情報を書けるのか

書きません。この文書は公開される情報です。 誰でも取得できる前提で設計されています。

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