ワークロードアイデンティティ

ワークロードアイデンティティとは、実行される処理の単位に対して付与されるIDのことです。

別表記:ワークロードアイデンティティ/Workload Identity/処理単位のID

何のために生まれたのか

クラウド上で動くプログラムは、起動と停止を繰り返し、数も動的に変わります。固定のアカウントと鍵をあらかじめ配っておく運用では管理しきれません。

そこで、実行時に短期間だけ有効な身元情報を発行し、使い終われば失効させる、という考え方が生まれました。

AIエージェントへの応用

AIも、必要に応じて生成され、役目を終えれば消えます。人のアカウントと同じ運用には乗りません。

長く有効な権限を渡しておくのではなく、その処理の実行に必要な期間だけ有効なものを発行する。漏えいしても被害が長引きません。

期限の感覚が変わる

人のアカウントは年単位で運用しますが、AIに与える権限は、本来もっと短くてよいものが多くなります。1件の業務のためだけに数時間だけ有効な権限を出す、という運用も現実的です。

期限を短くすれば安全性は上がりますが、更新の手間は増えます。どこで釣り合わせるかは、業務の性質と扱う情報の重さで判断することになります。

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