トラストアンカー(信頼の起点)

トラストアンカーとは、信頼の出発点となる鍵や機関のことです。 ここから先は無条件に信じる、と決めた基点を指します。

別表記:トラストアンカー/Trust Anchor/Root of Trust/信頼の起点

なぜ起点が必要なのか

署名を検証するには、発行者の公開鍵が必要です。ではその公開鍵が本物であることは、どうやって確かめるのか。

これを突き詰めていくと、どこかで「ここは信じる」と決める地点が必要になります。それがトラストアンカーです。

Webサイトの安全性を確かめる仕組みでも、同じ構造があります。端末にあらかじめ組み込まれた証明書が起点になっています。

誰を起点にするのか

企業内で使う場合は、自社の管理部門が起点になるのが自然です。社内の証明はすべてそこから発行される形にすれば、確認する側は起点だけを信頼すればよくなります。

組織をまたぐ場合は、どの発行者を信頼するかを、業界単位や制度として決めることになります。

押さえておきたい点

起点が破られれば、その下すべてが信用できなくなります。 起点の鍵をどう守るかは、他のどの鍵よりも重要になります。

あわせて、起点そのものを入れ替える手順も決めておく必要があります。ここが決まっていないと、いざというときに動けません。

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