Holder Binding(保有者との結びつき)
Holder Bindingとは、証明を提示している相手が、正当な保有者であることを確かめる仕組みのことです。
別表記:Holder Binding/Key Binding/保有者確認/鍵の結びつき
なぜ必要なのか
証明そのものは、データです。誰かに渡されたり、どこかから複製されたりする可能性があります。
証明を受け取っただけでは、それが本人のものなのか、他人の証明書を横流ししているのかが分かりません。
どう確かめるのか
証明の中に、保有者の鍵に関する情報を含めておきます。提示するときは、その鍵を使った署名を添えます。
確認する側は、その署名を検証することで、証明に結びついた鍵を実際に持っていることを確かめられます。鍵を持たない人は、この署名を作れません。
よくある誤解:証明を複製されたら使われてしまうのか
この仕組みがあるからこそ、証明を複製しても意味がありません。鍵まで一緒に持ち出されなければ、提示は成立しないためです。
逆に言えば、鍵の保管が守られていることが前提になります。鍵が漏れれば、なりすまして提示できてしまいます。
