フォレンジック
フォレンジックとは、事故のあとに、記録やデータを技術的に調べて原因を突き止める作業のことです。
別表記:フォレンジック/デジタルフォレンジック/Forensics/科学的調査
何をするのか
残された記録、通信の履歴、ファイルの変更履歴などを収集し、時系列に並べて、何が起きたのかを再構成します。
法的な手続きに使われることもあるため、収集の過程そのものが記録され、途中で改変されていないことを示せるようにします。
よくある誤解:あとから調べれば分かるのか
記録が残っていること。 これがなければ、調べようがありません。
記録が信頼できること。 書き換えられた可能性が否定できなければ、調査結果も揺らぎます。
突き合わせられること。 複数のシステムの記録を、時刻をそろえて並べられる必要があります。時刻の設定がずれていると、順序が分からなくなります。
AIが関わる場合
実行の記録に加えて、そのAIがどんな権限を持っていたのか、誰がそれを許可したのかまで揃っていないと、原因の特定にたどり着けません。
「権限の範囲内だったのか、範囲外だったのか」が分かるだけでも、調査の方向は大きく絞れます。
