証跡の保全

証跡の保全とは、事故の調査に耐える形で記録を残しておくことです。

別表記:証跡の保全/エビデンスの保全/記録の保存

「残っている」だけでは足りない

記録があっても、後から書き換えられる状態であれば、証拠としての価値が下がります。誰でも消せる場所に置かれていれば、なおさらです。

必要なのは、書き換えられないようにすること、消せないようにすること、そして誰がその記録に触れたかを別に記録しておくことです。

期間を決める

いつまで残すのかを決めておく必要があります。長く残せば安心ですが、保管の費用がかかり、個人情報を含む場合は保有し続けること自体が問題になります。

業務の性質と、想定される調査のタイミングから逆算して決めることになります。

事故のときに慌てないために

事故が起きてから記録を集め始めると、その過程で上書きされたり消えたりします。あらかじめ、どの記録を、どこに、どう残すかを決めておく必要があります。

AIが関わる場合は、実行の記録だけでなく、権限を与えた記録も対象に含めておきます。

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