監査ログ

監査ログとは、誰がいつ何をしたかを記録したもののことです。

別表記:監査ログ/Audit Log/監査証跡/操作ログ

何のために残すのか

事故が起きたあとに、何が起きたのかを確かめるためです。あわせて、日常的に不審な動きがないかを見るためにも使われます。

監査で「この操作は誰の判断で行われたのか」と問われたときに、答えられる状態を作るのが目的です。

よくある誤解:ログを取っていれば足りるのか

実行の記録だけでは足りません。

「このAIがこのファイルを削除した」という記録が残っていても、そのAIがなぜその権限を持っていたのかは分かりません。 誰が、いつ、何を許可したのか。この情報が別に残っていなければ、原因の究明も社内外への説明もできません。

必要なのは、実行の記録と、権限を与えた側の記録の両方です。そして、この2つを後から突き合わせられる形にしておくことです。

個人アカウントの流用が記録を壊す

AIを動かすときに担当者の個人アカウントを借りてしまうと、AIの操作と人の操作が記録上で区別できなくなります。

事故が起きたとき、その操作が人によるものかAIによるものかが分からなければ、対応の方向が定まりません。専用のアカウントに分けておくことが、記録を成立させる前提になります。

保存の期間と改変の防止

いつまで残すのか、そして残した記録が後から書き換えられないようにするか。この2点を決めておかないと、いざというときに証拠として使えません。

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