ベンダーロックイン回避

ベンダーロックイン回避とは、特定の製品や事業者に縛られず、乗り換えられる状態を保つことです。

別表記:ベンダーロックイン回避/ロックイン回避/Vendor Lock-in

なぜ意識するのか

数年後に別の製品を使っている可能性は十分にあります。提供が終わることも、より良いものが出てくることもあります。

そのときに、それまで積み上げたものを全部作り直すことになるのか。ここが分かれ目です。

独自の仕組みに寄りかかると起きること

設定や運用のノウハウが、その製品の中でしか通用しません。乗り換えれば、設計から作り直しになります。

発行済みの証明を新しい仕組みで扱えるかどうかも、確認しておく必要があります。

よくある誤解:公開仕様に沿えば乗り換えは自由か

デジタルの証明は、公開された仕様に基づいています。そのため、権限をどう表現するかという設計を、製品から切り離して持ち越せます。

ただし、公開仕様だからといって、どの実装どうしでもそのままつながるわけではありません。 証明の形式や識別子の方式が揃っている必要がありますし、関連する規格のなかには標準化がfinalizeしていないものもあり、仕様に揺らぎが残っています。社外とのやりとりを想定する場合は、相手が何に対応しているかを事前に確かめることになります。

確認しておきたいこと

  • 発行した証明を、外部に取り出せるか
  • 設定や定義を、読み取り可能な形で持ち出せるか
  • 標準の形式に沿っているか、独自の拡張がどこまであるか

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