有効期限の設計
有効期限の設計とは、発行する証明をいつまで有効にするかを決めることです。
別表記:有効期限の設計/期限設計/Validity Period
短いほど安全、ただし手間は増える
期限が短ければ、漏えいしても被害が長引きません。放置された権限も自然に消えます。
一方で、更新の作業が頻繁に発生します。毎回申請と承認が必要な形にすると、業務が止まります。
2つの切り方
期間で切る。 3か月、6か月といった単位で発行し、期限が来たら更新します。管理が単純です。
業務の単位で切る。 その案件が終わるまで、というように、業務に紐づけて発行します。終われば自然に期限切れになるため、失効の作業が要りません。
AIに権限を持たせる場合は、後者が向いていることが多くなります。1件の業務のためだけに数時間だけ有効な権限を出す、という設計も現実的です。
よくある誤解:AIの権限も年単位でよいのか
社員のアカウントは年単位で運用します。しかし、AIに与える権限を同じ感覚で扱う必要はありません。
むしろ、必要な期間だけに絞るほうが、管理の負担も事故のときの被害も小さくなります。
更新の手順を先に決める
期限を短くするなら、更新が滞らない仕組みが要ります。誰が、どのタイミングで、どうやって更新するのか。ここが手作業だと、期限切れで業務が止まります。
