Digital Credentials API
Digital Credentials APIとは、Webサイトやアプリからの証明の要求を、ブラウザやOSが仲介するための仕組みのことです。
別表記:Digital Credentials API/DC API/デジタルクレデンシャルAPI
何をするものか
Webサイトが証明を求めると、ブラウザが利用者に選択画面を出し、どのソフトウェア(ウォレット)を使うかを選ばせます。証明の形式や、やりとりの手順の種類を問わない作りになっています。利用者の操作なしに要求を出すことはできず、必ず本人の関与を挟みます。
何が変わるのか
独自のURL(カスタムURLスキーム)で所有者側のソフトウェアを直接呼び出す方法に比べ、要求の中身を示したうえで本人に確認できます。手続きが終わった後も、最初に開いていた画面にそのまま戻ります。
要求を出したWebサイトの出所がブラウザによって確かめられ、その情報が所有者側のソフトウェアに渡ります。パソコンの画面を見ながらスマートフォンで提示する場合(Cross Device Flow)は、2台が実際に近くにあることの確認をOSが引き受けます。
位置づけ
証明の提示の仕様(OpenID4VP)は、このAPIの上で動かすための取り決めを別に定めています。高い水準を求める取り決め(HAIP)では、このAPIか同等のものによる呼び出しが必須です。
この仕様は2026年9月時点で策定の途中(Working Draft)で、内容は変わりえます。所有者側のソフトウェアの内部の作りは、この仕様の範囲外です。
