Pre-Authorized Code Flow
Pre-Authorized Code Flowとは、発行元が自分の手続きで本人確認と許可を済ませたうえで、受け取り用の引換券(事前認可コード)を渡す方式のことです。
別表記:Pre-Authorized Code Flow/事前認可コードフロー/事前認可方式
どういう流れか
発行元は、窓口での対面確認や社内システムでの認証など、自分の業務の中で本人を確かめます。その手続きの中身は仕様の範囲外です。
そのうえで引換券を含む申し出を渡します。所有者側のソフトウェア(ウォレット)は、本人確認と同意を求める窓口(認可エンドポイント)を通らず、引換券を直接引き換えて証明を受け取ります。
どんな場面で使うのか
窓口で本人確認を済ませた人に、その場でQRコードを渡す場合。あるいは、すでに社内システムで認証されている利用者に配る場合です。引換券は短命で、1回しか使えないものでなければなりません。
よくある誤解:手順が短いだけで、安全性は同じなのか
同じではありません。この引換券は特定の利用者の手続きに結び付いていないため、持っている人なら誰でも証明を受け取れてしまいます。
画面に表示されたQRコードを背後から撮られる、リンクが転送される、といった経路で他人の手に渡ると、そのまま使われます。実装する側は対策を講じなければならず、その1つとして、別の経路で届ける確認用の値(Transaction Code)が用意されています。
