credentialStatus/Bitstring Status List

credentialStatusとは、その証明が取り消されたり(失効)、一時停止されたりしていないかを確かめるための情報を書く項目のことです。Bitstring Status Listは、その情報を多数の証明についてまとめて公開する方法を定めた、W3Cの標準です。

別表記:credentialStatus/状態情報/Bitstring Status List/ステータスリスト

何を書くのか

この項目を書くかどうかは任意です。書く場合は状態情報の種類(type)を必ず示し、中身はその種類ごとの定めに従います。

状態を確かめる具体的な方式は、VC Data Model 2.0の範囲外です。ただし、確認する側(Verifier)が特定の人に関心を持ったことが発行元(Issuer)に伝わるような方式にしてはなりません。

Bitstring Status Listはどういう仕組みか

発行元は、発行した証明を一覧で管理し、各証明を一覧の1か所に対応させます。取り消しや一時停止は、その場所の印(ビット)で表します。

多くの証明の状態を1つの一覧にまとめ、どの証明を確かめているのかを見分けにくくする狙い(group privacy)があります。2025年5月に正式な標準(W3C勧告)となりました。

よくある誤解:一覧にまとめれば追跡されないのか

追跡を完全に防げるわけではありません。一覧のURLや位置の番号(statusListIndex)は、確認する側どうしで同じ対象を結び付ける手がかりになりえます。また、ある証明の位置を知った確認する側は、その後の状態の変化を見続けられます。

ほかの方式はあるのか

入れ物に収める形式の証明に向けて、同じように一覧で状態を表す方式(Token Status List)がIETFで策定されています。2026年9月時点では、まだ策定の途中(Internet-Draft)です。

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