LoA(保証レベル)
LoAとは、身元の確認や認証がどの程度確かなものかを、段階で表したもののことです。Level of Assuranceの略です。
別表記:LoA/保証レベル/Level of Assurance/アシュアランスレベル
LoA は何を段階で表すのか
表すのは、示された身元がどの程度確かなのか、そしてその後のログインで本人であることをどの程度確実に確かめられるのかです。この2つは別のものとして扱われます。厳密に身元を確認していても、その後のログインが簡易であれば、全体としての確からしさは下がります。
EU の規則は LoA をどう定めているのか
低(low)、相当(substantial)、高(high)の3段階が定められています。加盟国は、自国の本人確認の仕組み(electronic identification scheme)を欧州委員会に届け出ることになっており、その仕組みで発行する本人確認の手段が、どの段階に当たるかを示します。高は、なりすましや身元の改変を防ぐことを目的とした技術的な仕組みで特徴づけられる段階で、低は、そのおそれを下げることを目的とした段階です。
段階の分け方は文書によって違うのか
違います。国際規格(ISO/IEC 29115)は認証の確かさを4段階で定め、他の枠組みの段階をこの4段階に対応づける指針を置いています。米国の指針は、身元の確認、認証、確認結果の受け渡しの3つに分け、それぞれに3段階を置いています。
EU の枠組みでは何が求められているのか
EUDI ウォレットは、高(high)の段階の仕組みのもとで提供することが定められています。どの段階を求めるかは用途ごとのリスクによって変わるため、すべての場面で最も厳密な確認を置く形にはなっていません。
