ISO/IEC 18013-5
ISO/IEC 18013-5とは、端末で提示する運転免許証(mDL、モバイル運転免許証)のやりとりを定めた国際規格のことです。
別表記:ISO/IEC 18013-5/モバイル運転免許証規格/mDL規格
ISO/IEC 18013-5 は何を定めた規格なのか
2021年に第1版が公開され、現在は改訂の段階に入っています。定めているのは、証明を提示する側と読み取る側のあいだのやりとり、および読み取る側と発行した機関の設備のあいだのやりとりです。データや秘密の鍵をどこにどう保管するかは、この規格の対象外です。
発行した機関以外でも証明を確かめられるのか
機械でデータを読み取り、提示した人と証明を結び付け、データの出どころと、書き換えられていないことを確かめられるように作られています。これができるのは、その免許証を出した当局だけではありません。ある国が出した運転免許証を、別の国の窓口で確かめる場合が当てはまります。
ISO/IEC 18013-5 は運転免許証以外にも使われるのか
もとは運転免許証と、その読み取り機のための規格として作られました。運転免許証に固有なのは項目とその意味を定めた部分だけで、それ以外の仕組みは種類を問わず使えるため、別の種類の証明でも項目の定義を用意すれば同じ形で扱えます。
EU の枠組みが ISO/IEC 18013-5 に求めていること
EUのデジタルIDの枠組みでは、対面での提示にこの規格の手順を使います。離れた相手への提示には、別の規格(ISO/IEC 18013-7)か、OpenID Foundationが定めた手順を使う形になっています。
