W3C
W3Cとは、Webの技術標準を作っている国際的な非営利組織のことです。World Wide Web Consortiumの略です。
別表記:W3C/World Wide Web Consortium/ワールドワイドウェブコンソーシアム
W3C はどんな組織なのか
1994年に、Webを考案したティム・バーナーズ=リーが設立しました。会員となっている組織、常勤の職員、一般の参加者が共同で標準を作る形をとっています。会員組織の数は330を超えます。
特許の扱いについて、実装に対して無償の利用許諾を与える方針が定められており、W3Cの標準は誰でも費用をかけずに使えます。標準を作る手順は、W3C自身が定めた文書(W3C Process Document)で決められています。
W3C の文書はどの段階で標準になるのか
まず草案(Working Draft)として公表し、次に実装の経験を集める段階(Candidate Recommendation)に進みます。会員の支持を得たものが、正式な標準(W3C勧告、Recommendation)として公表されます。実装の経験を集める段階は、その仕様が実際に動くことを確かめるために置かれています。
デジタルの証明と W3C の標準の関係
改ざんされたことが分かるデジタルの証明(Verifiable Credentials)のデータの形は、W3Cが作った標準で定められています。2025年5月15日には、データの形(VC Data Model 2.0)に加えて、署名の付け方(Verifiable Credential Data Integrity)、失効の状態の表し方(Bitstring Status List)、識別子と鍵の対応(Controlled Identifiers)を定めた文書が、同じ日に正式な標準となりました。
