DeSci-Inspired Japan Model

誰がどんな立場で発信したのか、検証できるWebへ

生成AIによって、誰もが大量の文章、画像、動画を生み出せる時代。

Web上の情報が増える一方で、その情報を「誰が」「どのような立場で」「何を根拠に」発信したのかを判断することは、ますます難しくなっています。

キャンパスクリエイトが提唱する「DeSci-Inspired Japan Model」は、VCを活用して情報の発信者やコメント投稿者の立場・専門性を検証できるようにし、信頼できる情報が循環するWeb環境をつくるための概念モデルです。

DeSci-Inspired Japan Model 出願番号:商願2026-026348
出願日:2026年3月11日

以下の課題を解決します

  • 専門家のコメントやレビューの信頼性を高めたい。
  • 自社メディアにVCを導入したい。
  • 信頼性が確認された情報をAIエージェントに参照させたい。

なぜ今、「信頼できるWeb」が必要なのか

生成AIの普及がもたらす「情報の真偽問題」

生成AIの普及により、自然で説得力のあるコンテンツを、短時間で大量に生成できるようになりました。

その一方で、WebサイトやSNSに掲載された文章が人によって書かれたものなのか、AIによって生成されたものなのかを、見た目だけで判断することは困難です。

コメントやレビューにおいても、なりすまし、偽レビュー、評価操作などが発生すれば、利用者は情報を安心して意思決定に活用できません。

特に、研究、技術、製品導入、事業連携、政策などに関わる情報では、内容だけでなく、発信した人の所属、専門分野、実績、立場を確認できることが重要です。

DeSci-Inspired Japan Modelとは

DeSciとは、「Decentralized Science」の略称で、日本語では「分散型サイエンス」と呼ばれます。

ブロックチェーンやWeb3などの技術を、研究資金、査読、研究成果の公開、知的財産の管理などに活用し、科学研究の仕組みをより開かれたものにしようとする取り組みです。

「DeSci-Inspired Japan Model」は、こうしたDeSciの考え方に着想を得ながら、VCによる検証可能なデジタル証明に焦点を当て、日本の企業、大学、研究機関、Webメディアなどで現実的に活用できる形を目指したモデルです。

情報の信頼性を担保する「VCエコノミー」

「まず信頼できる人・組織が証明を発行し、その証明を持つ人がWebに意見を残す。そして誰もがその証明を検証できる」。この信頼の連鎖「VCエコノミー」をWeb空間上で紡ぎ出し、日本の産業・科学技術振興を加速させる取組であることが本モデルの核心です。

3つのステップ

以下の仕組みにより、氏名や肩書を自己申告するだけではなく、「誰が、どのような立場で述べた意見なのか」を技術的に確認できるようになります。

1. 信頼できる人や組織が、証明を発行する

大学、企業、自治体、認証機関などが、所属、資格、専門分野、活動実績などに関するVCを発行します。

2. 証明を持つ人が、Web上で意見を発信する

VCを持つ研究者、専門家、実務家、企業担当者などが、記事や製品、技術、取り組みに対してコメントや評価を投稿します。

3. 閲覧者が、証明を検証する

Webサイトや閲覧者は、投稿者が提示したVCを検証し、その人の所属や専門性が、信頼できる組織から証明されたものかを確認します。

3つの立場

発行、保有、提示、検証という流れをデジタル上で完結させることで、Web上の情報に検証可能な信頼の根拠を加えます。

Issuer/発行者

資格、所属、実績、専門性などを証明する大学、企業、自治体、認証機関などです。

Holder/保有者

発行されたVCを受け取り、保有・提示する研究者、専門家、実務家、企業などです。

Verifier/検証者

提示されたVCが正当な発行者によって発行され、改ざんや失効がないかを確認するWebサイトや情報の閲覧者です。

VCコメントシステム

キャンパスクリエイトは、VESS Labsの協力のもと、DID/VCを活用したWebコメントシステムを開発しました。このシステムでは、Webサイトの記事に対し、VCを持つ専門家や実務家がコメントを投稿できます。閲覧者は、コメントの内容に加え、投稿者の所属、専門分野、立場などが、信頼できる組織から証明されたものかを確認できます。

VCコメントシステムは、キャンパスクリエイトが運営する複数のWebサイトで活用されています。

AIエージェントが参照する情報にも「信頼」を

DeSci-Inspired Japan Modelは、人がWebサイトを閲覧する場合だけを想定したものではありません。

今後、AIエージェントがWeb上の情報を収集し、比較し、企業や利用者に提案する場面が増えていきます。その際、AIが参照した情報の出所や、その情報を支持する人の専門性を確認できなければ、提案の信頼性にも影響します。

VCによって真正性が確認されたコメントや情報をAIエージェントが参照することで、出所や根拠を確認できる「信頼できるAI推薦」へとつなげることができます。

情報を生成するAI。
情報を評価する人。
人の立場や専門性を証明するVC。
証明された情報を参照して提案するAIエージェント。

これらが連携することで、人とAIの双方が信頼できる情報基盤を形成します。

日本発の、信頼できるWeb基盤へ

キャンパスクリエイトは、DeSci-Inspired Japan Modelを、産学官連携、スタートアップ支援、地域産業振興、研究成果の社会実装など、より多くのWebサイトや事業領域へ展開します。

さらに、AIエージェントとの統合、海外の標準化コミュニティとの連携、VCを活用する企業・大学・自治体のネットワーク形成を進めます。

誰もが情報を発信できる時代だからこそ、誰が、どのような立場から発信したのかを確認できる仕組みが必要です。

DeSci-Inspired Japan Modelは、情報の量ではなく、検証可能な信頼によって価値が生まれるWebを、日本から社会へ実装する取り組みです。

Webの信頼やVCについてのご相談・お問い合わせ

「専門家のコメントやレビューの信頼性を高めたい。」
「自社メディアにVCを導入したい。」
「信頼性が確認された情報をAIエージェントに参照させたい。」

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