TLOI2.0(技術移転版オープンイノベーション2.0)の活動について

概要

弊社は、主に企業様の課題をオープンイノベーションによって解決していくニーズオリエンテッドのサービスが主体に活動しています。

一方、TLOの承認主旨である、大学シーズの実用化を目指したシーズオリエンテッド型の技術移転活動をより効果的に行うべく、重点的な取組としてTLOI2.0(Technology Licensing Open Innovation2.0)を構想し実現を目指しています。

日本の技術移転(日本版バイドール法の施行)は海外のOTL(Office of Technology Licens)を代表とした約20年の産学官連携の成功実績をもとに導入されたと言われておりますが、日本の産学官連携実績との格差は大きく、知財予算・産学連携人材の縮小が懸念される中で、技術移転マーケティングモデルは一層の進化を必要と考えています。

TLOI2.0はオープンイノベーション2.0のあり方を技術移転モデルへ適用させる概念として構想したものであり、「真に優れた研究シーズ」に集中して、目利きや活用プランの策定、マーケティング活動・社会実装活動に対してTLO以外も含めた多様な連携体によるコンソーシアム体の形成および各々の信頼関係に基づくネットワークや強みを融合して取り組むことを主旨としています。その実現に当たっては、今後、コンソーシアム体形成のための仕組み・体制づくりおよび国際産学官連携推進エコシステムの形成に向けて取り組んでまいります。

TLOI2.0の3つのポイント

TLOI2.0の取り組みにおけるポイントは、以下の通りです。

TLOI2.0の構想実現に向けた取組を含めて、弊社の設立20周年までの取組と、TLO法30周年に向けた長期ビジョンを下記ページにてご紹介しています。

TLO法施行30周年に向けた長期ビジョン | 株式会社キャンパスクリエイト/産学連携・オープンイノベーションで企業様の課題を解決するTLO

また、TLOI2.0の取組の一環として、国際出願済特許の海外展開支援を大学等研究機関向けにサービス提供しています。

サービス概要