セミナー/講演会/イベント
【グローバル イノベーション セミナー ~日本発の医療スタートアップ最前線~ 】を2025年9月3日(水)に開催いたします
※講演者が追加となりました(8/26 更新)
開催趣旨
当社は現在、シンガポール市場を起点とした医療・ヘルスケア分野のベンチャー企業向け海外展開ハンズオン支援プログラムを提供しております。
本プログラムの一環として、シンガポールのインキュベーション組織「Origgin Ventures Pte Ltd」と連携し、シンガポール市場向けのオンラインセミナーを企画いたしました。
本セミナーでは、日本のスタートアップ創出環境や医療イノベーションの実践拠点の紹介を通じて、日本の医療技術分野におけるイノベーション環境を幅広くご理解いただくとともに、グローバル展開を志向する日本のベンチャー企業が自社の技術・製品および海外展開のスキームを紹介いたします。
本セミナーを通じて、シンガポール市場における日本の医療技術の可能性を広く発信し、日星間の医療・ヘルスケア分野における連携強化とビジネス機会の創出を目指します。
なお、本セミナーはグローバルオープンイノベーション推進の一環として、日英同時通訳で実施いたします。
皆様のご参加をお待ちしています。
開催概要
【日時】
2025年9月3日(水曜日)14:00 – 17:00(日本時間) / 13:00 – 16:00(シンガポール時間)
【参加用リンク】
Zoomによるオンラインセミナー
当日、こちらからご参加ください
↓↓↓
入室リンク:https://zoom.us/j/92173400533
Webinar ID : 921 7340 0533
【参加費】
無料
全体プログラム
14:00-14:10(日本時間)/13:00-13:10(シンガポール時間)
オープニング
主催者のご挨拶 (株式会社キャンパスクリエイト)
共催者のご挨拶 (Origgin Ventures Pte Ltd.)
14:10-14:25(日本時間)/13:10-13:25(シンガポール時間)
基調講演1「日本の大学発スタートアップ創出環境~千葉大学を事例として~」
千葉大学 IMOスタートアップ・ラボ イノベーション・マネジメント研究員 小野 洋一氏
14:25-14:40(日本時間)/13:25-13:40(シンガポール時間)
基調講演2「BIZEN~人と事業を育てる医療イノベーションの実践拠点」
岡山大学病院 新医療研究開発センター次世代医療機器開発部 兼 岡山大学スタートアップ・ベンチャー創出本部 シニアリサーチマネージャー 仙石 喜也氏
14:40-15:05(日本時間)/13:40-14:05 (シンガポール時間)
セッション1 「血液1滴からDNA損傷を評価し、発がんリスクを推定する、新たなヘルスケアサービス」
株式会社Dinow 代表取締役 髙橋 健太氏
15:05-15:30(日本時間)/14:05-14:30 (シンガポール時間)
セッション2 「StA2BLEで転倒ゼロの社会へ」
UNTRACKED株式会社 経営戦略企画 マネージャー 上條 冬矢氏
15:30-15:55(日本時間)/14:30-14:55(シンガポール時間)
セッション3 「皮膚ガス情報を活用したウェルネスモニタリング」
東海大学理学部化学科 関根 嘉香 教授
15:55-16:20(日本時間)/14:55-15:20(シンガポール時間)
セッション4 「非侵襲的組織線維化のイメージングと定量化 — ASEM技術」
ASEMtech株式会社 CEO 生嶋 健司 氏
16:20-16:45(日本時間)/15:20-15:45(シンガポール時間)
セッション5 「脳卒中上肢機能障害に対するBrain-Computer Interface治療」
株式会社LIFESCAPES 取締役 Chief Strategy Officer 林 正彬 氏
16:45-17:00(日本時間)/15:45-16:00(シンガポール時間)
閉会挨拶
講演内容
基調講演1 日本の大学発スタートアップ創出環境~千葉大学を事例として~
講演者 千葉大学 IMOスタートアップ・ラボ イノベーション・マネジメント研究員 小野 洋一氏
概要:日本における大学発スタートアップ創出環境の現状を、千葉大学の事例を交えて紹介します。制度や支援体制、産学連携の特徴を概観し、日本独自の課題と可能性を考察します。
基調講演2 BIZEN~人と事業を育てる医療イノベーションの実践拠点
講演者 岡山大学病院 新医療研究開発センター次世代医療機器開発部 兼 岡山大学スタートアップ・ベンチャー創出本部 シニアリサーチマネージャー 仙石 喜也氏
概要:BIZENは岡山大学病院による医療系オープンイノベーションの実践プログラムです。病院や大学のインフラを解放し、ニーズ探索・仮説実証を現場にて行い、人材と事業を育成しています。本講演では、BIZENで実践するニーズの分析をし実用化を目指す「BIZENデザインフロー」を用いた緻密かつ確実な検証・事業化の実現手法や、薬事、保険収載、医療運営など医療機器等の開発に必要事項をそれぞれのエキスパートがアドバイスする仕組みについて紹介します。
セッション1 血液1滴からDNA損傷を評価し、発がんリスクを推定する、新たなヘルスケアサービス
講演者 株式会社Dinow 代表取締役 髙橋 健太氏
概要:弊社は放射線に被ばくする方々の健康への影響や不安という課題をDNA損傷の評価という新たな評価軸で解決するヘルスケア企業です。本セミナーでは、茨城大学で研究を進めてきたDNA損傷を可視化する技術を用いた発がんリスク評価に関し紹介します。
セッション2 StA2BLEで転倒ゼロの社会へ
講演者 UNTRACKED株式会社 経営戦略企画 マネージャー 上條 冬矢氏
概要:本講演では、転倒リスクを1分で可視化し、個別に最適化された体操を提案する計測装置「StA²BLE」を紹介します。高齢者の自立支援や介護負担軽減を目指したヘルスケア分野での活用に加え、製造業の労働者の安全管理や自治体の地域包括ケア強化にも貢献します。科学的根拠に基づく転倒予防支援モデルの構築と多様な分野への応用可能性について解説します。
セッション3 皮膚ガス情報を活用したウェルネスモニタリング
講演者 東海大学 理学部化学科 関根 嘉香 教授
概要:体臭の原因となる「皮膚ガス」は、体表面から連続的かつ自律的に取得できる生体信号であり、様々な分野で産業利用に関する検討が進んでいます。本講演では、皮膚ガスに関する最新の学術的知見とウェルネス向上を目指す研究開発の事例を紹介します。
セッション4 非侵襲的組織線維化のイメージングと定量化 — ASEM技術
講演者 ASEMtech株式会社 CEO 生嶋 健司 氏
概要:ASEM技術は、組織線維化の非侵襲的な可視化と定量化を実現する革新的な測定プラットフォームです。我々は、線維化組織が超音波刺激により高周波の電気信号を発生する圧電特性を持つことを発見しました。この超音波刺激による電磁応答(ASEM応答)をイメージングすることで、筋骨格および臓器組織の線維化や変性変化を可視化できます。従来の生検依存、かつ評価に時間を要するプロセスを迅速で非侵襲的な診断ワークフローへと変革することで、医療従事者に実用的な知見を提供しつつ、患者の安全性と快適性の向上が可能な技術です。
セッション5 脳卒中上肢機能障害に対するBrain-Computer Interface治療
講演者 株式会社LIFESCAPES 取締役 Chief Strategy Officer 林 正彬 氏
概要:Brain-Computer Interface(BCI)を用いた、従来改善が困難とされてきた脳卒中後の上肢機能障害(重度)に対する治療法を紹介します。最新の臨床応用の成果や実際の患者への効果に加え、今後の研究開発やグローバル展開を見据えた将来展望についてもお話しします。
主催
株式会社キャンパスクリエイト
Origgin Ventures Pte Ltd