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発明の名称 音象微語・パーソナリティ情報提供装置、音象微語・パーソナリティ情報提供方法および音象微語・パーソナリティ情報提供プログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2016-152911
概要

【要約】
【課題】オノマトペに代表される音象徴語を用いたパーソナリティの評価手法を提供することで、多面的・動的なパーソナリティの評価を簡易に実現する。
【解決手段】音象徴語を入力する入力部と、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、人のパーソナリティについての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行う評価部と、前記評価尺度毎に評価結果をレベル表示を行う表示部とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 音象徴語を入力する入力部と、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、人のパーソナリティについての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行う評価部と、前記評価尺度毎に評価結果をレベル表示を行う表示部とを備えたことを特徴とする音象徴語・パーソナリティ情報提供装置。
【請求項2】
 前記表示部は、前記評価尺度毎に評価結果を棒グラフで表示することでレベル表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の音象徴語・パーソナリティ情報提供装置。
【請求項3】
 前記表示部は、前記評価尺度毎に評価結果の値域の一端から他端に向かって伸びる棒グラフでレベル表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の音象徴語・パーソナリティ情報提供装置。
【請求項4】
 前記表示部は、前記評価尺度毎に評価結果の値域の中心から両端に向かって伸びる棒グラフでレベル表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の音象徴語・パーソナリティ情報提供装置。
【請求項5】
 前記評価尺度毎の評価結果を所定のデータ形式で出力する出力部を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の音象徴語・パーソナリティ情報提供装置。
【請求項6】
 人のパーソナリティについての複数の評価尺度毎の値を入力する入力部と、初期の音象徴語を生成する生成部と、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、人のパーソナリティについての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行う評価部と、評価結果と前記入力された評価尺度毎の値との類似度に基づいて前記音象徴語に変形を行い、前記評価部の処理を繰り返して最適化を行う最適化部と、最適化された音象徴語を提示する提示部とを備えたことを特徴とする音象徴語・パーソナリティ情報提供装置。
【請求項7】
 音象徴語を入力し、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、人のパーソナリティについての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行い、前記評価尺度毎に評価結果をレベル表示する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする音象徴語・パーソナリティ情報提供方法。
【請求項8】
 人のパーソナリティについての複数の評価尺度毎の値を入力し、初期の音象徴語を生成し、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、人のパーソナリティについての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行い、評価結果と前記入力された評価尺度毎の値との類似度に基づいて前記音象徴語に変形を行い、前記評価の処理を繰り返して最適化を行い、最適化された音象徴語を提示する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする音象徴語・パーソナリティ情報提供方法。
【請求項9】
音象徴語を入力し、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、人のパーソナリティについての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行い、前記評価尺度毎に評価結果をレベル表示する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする音象徴語・パーソナリティ情報提供プログラム。
【請求項10】
 人のパーソナリティについての複数の評価尺度毎の値を入力し、初期の音象徴語を生成し、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、人のパーソナリティについての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行い、評価結果と前記入力された評価尺度毎の値との類似度に基づいて前記音象徴語に変形を行い、前記評価の処理を繰り返して最適化を行い、最適化された音象徴語を提示する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする音象徴語・パーソナリティ情報提供プログラム。

発明の名称 解析装置、解析方法、プログラム、および解析システム
技術分野 IT
出願番号 特願2016-152521
概要

【要約】
【課題】より正確な待ち時間の推定を低コストで行う。
【解決手段】滞在期間推定部は、店舗に配置されているアクセスポイントにより、携帯端末から送信されるプローブ要求が受信されたことが記録された受信記録を参照し、プローブ要求に含まれているMACアドレスのハッシュ値により分類される携帯端末ごとに、携帯端末を所持する人物が、所定エリアに滞在している滞在期間を推定する。待ち時間推定部は、滞在期間推定部により推定された複数の人物ごとの滞在期間に基づいて、それぞれの人物が店舗に入って、サービスを受けるまでに待つことになる待ち時間を推定する。本技術は、例えば、待ち時を推定するシステムに適用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 所定エリアに配置されている無線通信用の無線基地局により、前記無線基地局からの応答を要求するために携帯端末から送信される要求信号が受信されたことが記録された受信記録を参照し、前記要求信号に含まれている認識情報により分類される前記携帯端末ごとに、前記携帯端末を所持する人物が、前記所定エリアに滞在している滞在期間を推定する滞在期間推定部と、前記滞在期間推定部により推定された複数の前記人物ごとの前記滞在期間に基づいて、それぞれの前記人物が前記所定エリアに入って、前記所定エリアで提供されるサービスを受けるまでに待つことになる待ち時間を推定する待ち時間推定部とを備える解析装置。
【請求項2】
 前記滞在期間推定部は、前記要求信号を受信した受信時刻を含む所定時間を前記人物が前記所定エリアに滞在している最小滞在期間とし、前記最小滞在期間よりも長く設定された最大結合間隔以下で同一の前記認識情報を含む前記要求信号が2回以上受信されているとき、最初の前記最小滞在期間から最後の前記最小滞在期間までを、同一の前記認識情報で識別される前記人物の前記滞在期間として推定する請求項1に記載の解析装置。
【請求項3】
 前記要求信号に含まれている前記認識情報に従って、前記携帯端末を所持する人物を分類する分類部をさらに備える請求項1または2に記載の解析装置。
【請求項4】
 事前に求められた複数の前記滞在期間の平均値を中心とした前記滞在期間の所定区間を滞在判定区間とし、所定の前記人物の前記滞在期間が前記滞在判定区間に含まれる場合、その人物が前記所定エリアに入ったものと判定する判定部をさらに備える請求項1乃至3のいずれかに記載の解析装置。
【請求項5】
 前記判定部は、前記所定エリアで前記待ち時間が発生している場合、前記滞在判定区間を規定する両端の滞在期間のうち、長い方の前記滞在期間を延長する
 請求項4に記載の解析装置。
【請求項6】
 前記待ち時間推定部は、前記所定エリアで同時にサービスを提供可能な人数である許容人数、および、前記所定エリアにおいてサービスの提供に要する時間の平均値である平均サービス時間を事前に設定しておき、前記判定部により前記所定エリアに入ったと判定された前記人物の人数を変数として、前記待ち時間を算出する請求項4または5に記載の解析装置。
【請求項7】
 前記人物の行動をシミュレーションする行動モデル部、および、前記行動モデル部においてシミュレーションされた前記人物の行動に伴って前記無線基地局により受信された前記要求信号をモニタリングして前記受信記録を生成するモニタリング部を構築するシミュレーション実行部をさらに備え、少なくとも前記滞在期間推定部および前記待ち時間推定部は、前記シミュレーション実行部により生成された前記受信記録を用いて処理を行う請求項1乃至6のいずれかに記載の解析装置。
【請求項8】
 ネットワークを介して前記無線基地局と通信を行って前記受信記録を収集する受信記録収集部をさらに備え、少なくとも前記滞在期間推定部および前記待ち時間推定部は、ユーザの要求に応じて、前記受信記録収集部により収集された前記受信記録を用いて処理を行い、その処理の結果

発明の名称 コミュニケーション支援装置、コミュニケーション支援方法およびコミュニケーション支援プログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2016-143763
概要

【要約】
【課題】交渉を含むコミュニケーションの相手方が話者に対して抱く心理的印象を定量的に考慮したコミュニケーションの支援を可能とする。
【解決手段】コミュニケーションを行う者の属性情報を入力する属性入力部と、前記属性情報に基づいて、属性情報の組み合わせ毎に表現形式と印象評価尺度毎の評価とを対応付けた評価データベースを参照して、表現形式毎のコミュニケーションに対する評価値を取得する評価値取得部と、前記評価値を前記表現形式毎にレベル表示を行う表示部とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 コミュニケーションを行う者の属性情報を入力する属性入力部と、前記属性情報に基づいて、属性情報の組み合わせ毎に表現形式と印象評価尺度毎の評価とを対応付けた評価データベースを参照して、表現形式毎のコミュニケーションに対する評価値を取得する評価値取得部と、前記評価値を前記表現形式毎にレベル表示を行う表示部とを備えたことを特徴とするコミュニケーション支援装置。
【請求項2】
 コミュニケーションに用いる文章を入力する文章入力部と、前記文章に含まれる表現形式を、前記評価値に基づいて、コミュニケーションに適している表現形式に修正した修正案を生成する修正案生成部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項3】
 前記評価値取得部は、前記属性情報に基づいて得られる表現形式毎のコミュニケーションに対する評価値と、前記文章に含まれる表現形式とから、前記文章に不足する表現形式の不足の程度を表す値を、前記表示部および前記修正案生成部が用いる前記評価値として出力することを特徴とする請求項2に記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項4】
 前記文章に含まれる表現形式から、前記評価データベースを参照して、印象評価尺度毎の評価値を取得する印象評価値取得部を備え、前記表示部は、前記印象評価尺度毎の評価値を併せて表示することを特徴とする請求項2または3に記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項5】
 前記属性情報は、コミュニケーション相手の性別、コミュニケーション相手の年齢、コミュニケーションを行う者の外見の程度、コミュニケーションを行う者の年齢、コミュニケーション状況、のいずれかまたは組み合わせを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項6】
 前記表現形式は、敬語、婉曲表現、共感表現、のいずれかまたは組み合わせを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項7】
 前記印象評価尺度は、好感度、外向性、知性、勤勉性、情緒安定性、調和性、説得度、のいずれかまたは組み合わせを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のコミュニケーション支援装置。
【請求項8】
 文章を入力する文章入力部と、前記文章に含まれる表現形式から、属性情報の組み合わせ毎に表現形式と印象評価尺度毎の評価とを対応付けた評価データベースを参照して、印象評価尺度毎の評価値を取得する印象評価値取得部と、前記評価値を前記印象評価尺度毎にレベル表示を行う表示部とを備えたことを特徴とするコミュニケーション支援装置。
【請求項9】
 コミュニケーションを行う者の属性情報を入力し、前記属性情報に基づいて、属性情報の組み合わせ毎に表現形式と印象評価尺度毎の評価とを対応付けた評価データベースを参照して、表現形式毎のコミュニケーションに対する評価値を取得し、前記評価値を前記表現形式毎にレベル表示を行う処理をコンピュータが実行することを特徴とするコミュニケーション支援方法。

発明の名称 共振器、ノッチフィルタ、及びRFIDタグ
技術分野 IT, ものづくり
出願番号 特願2016-105497
概要

【要約】
【課題】チップレスRFIDに適用する際に、取り扱う情報量の拡張、広い周波数帯域での使用の実現、及びタグへの情報の書き込みの容易化を可能にする。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 チップレスRFIDに適用される共振器であって、第1の伝送線路と、前記第1の伝送線路の一端に接続される第2の伝送線路と、前記第2の伝送線路の前記第1の伝送線路と接続される一端の反対側となる他端に接続される第3の伝送線路と、を備え、 前記第1の伝送線路、前記第2の伝送線路、及び前記第3の伝送線路のうち、前記第2の伝送線路の特性インピーダンスが最大であり、かつ、前記第1の伝送線路と前記第3の伝送線路の線路電気長が同一であることを特徴とする共振器。
【請求項2】
 前記第1の伝送線路、前記第2の伝送線路、及び前記第3の伝送線路は、略U字型となるように各伝送線路が接続されることを特徴とする請求項1に記載の共振器。
【請求項3】
 前記第2の伝送線路の何れかの部位に切断部が設けられることを特徴とする請求項2に記載の共振器。
【請求項4】
 前記切断部は、前記第2の伝送線路の中央部に設けられることを特徴とする請求項3に記載の共振器。
【請求項5】
 両端に入出力端子が設けられる主伝送線路と、請求項1乃至4の何れか1項に記載の共振器と、を備え、前記共振器に備わる何れかの伝送線路が前記主伝送線路に平行結合されて構成されることを特徴とするノッチフィルタ。
【請求項6】
 共振周波数の異なる複数の前記共振器が前記主伝送線路に平行結合されて構成されることを特徴とする請求項5に記載のノッチフィルタ。
【請求項7】
 前記主伝送線路には、n個の前記共振器が平行結合され、前記共振周波数を離調させた場合と離調させない場合に対して、それぞれ「0」又は「1」の何れかの異なる情報を付与し、nビットのIDタグを構成することを特徴とする請求項6に記載のノッチフィルタ

【請求項8】
 前記共振器の前記伝送線路と前記主伝送線路との距離を調整可能に構成されることを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載のノッチフィルタ。
【請求項9】
 請求項5乃至8の何れか1項に記載のノッチフィルタと、前記ノッチフィルタの両端に設けられる入出力端子に接続される広帯域アンテナと、を備えることを特徴とするRFIDタグ。
【請求項10】
 前記ノッチフィルタ及び前記広帯域アンテナは、透明導電膜材料で形成されることを特徴とする請求項9に記載のRFIDタグ。

発明の名称 音象微語・味覚印象情報提供装置、音象微語・味覚印象情報提供方法および音象微語・味覚印象情報提供プログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2016-101475
概要

【要約】
【課題】オノマトペに代表される音象徴語を用いた食品・飲料の印象評価手法を提供する。
【解決手段】音象徴語を入力する入力部と、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、味覚についての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行う評価部と、前記評価尺度毎に評価結果をレベル表示を行う表示部とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 音象徴語を入力する入力部と、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、味覚についての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行う評価部と、前記評価尺度毎に評価結果をレベル表示を行う表示部とを備えたことを特徴とする音象徴語・味覚印象情報提供装置。
【請求項2】
 前記表示部は、前記評価尺度毎に評価結果を棒グラフで表示することでレベル表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の音象徴語・味覚印象情報提供装置。
【請求項3】
 前記表示部は、前記評価尺度毎に評価結果の値域の一端から他端に向かって伸びる棒グラフでレベル表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の音象徴語・味覚印象情報提供装置。
【請求項4】
 前記表示部は、前記評価尺度毎に評価結果の値域の中心から両端に向かって伸びる棒グラフでレベル表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の音象徴語・味覚印象情報提供装置。
【請求項5】
 前記味覚についての複数の評価尺度は、おいしい、甘い、苦い、酸っぱい、しょっぱい、口触り・喉ごしが良い、とろみがある、はじける感じがする、辛い、なめらか、のいずれか一または複数の評価尺度を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の音象徴語・味覚印象情報提供装置。
【請求項6】
 前記評価尺度毎の評価結果を所定のデータ形式で出力する出力部を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の音象徴語・味覚印象情報提供装置。
【請求項7】
 味覚についての複数の評価尺度毎の値を入力する入力部と、初期の音象徴語を生成する生成部と、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、味覚についての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行う評価部と、評価結果と前記入力された評価尺度毎の値との類似度に基づいて前記音象徴語に変形を行い、前記評価部の処理を繰り返して最適化を行う最適化部と、最適化された音象徴語を提示する提示部とを備えたことを特徴とする音象徴語・味覚印象情報提供装置。
【請求項8】
 音象徴語を入力し、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、味覚についての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行い、前記評価尺度毎に評価結果をレベル表示する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする音象徴語・味覚印象情報提供方法。
【請求項9】
 味覚についての複数の評価尺度毎の値を入力し、初期の音象徴語を生成し、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、味覚についての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行い、評価結果と前記入力された評価尺度毎の値との類似度に基づいて前記音象徴語に変形を行い、前記評価の処理を繰り返して最適化を行い、最適化された音象徴語を提示する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする音象徴語・味覚印象情報提供方法。
【請求項10】
 音象徴語を入力し、
 前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、味覚についての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行い、前記評価尺度毎に評価結果をレベル表示する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする音象徴語・味覚印象情報提供プログラム。
【請求項11】
 味覚についての複数の評価尺度毎の値を入力し、初期の音象徴語を生成し、前記音象徴語に含まれる音韻の要素に対し、味覚についての複数の評価尺度に基づいて該評価尺度毎に評価を行い、評価結果と前記入力された評価尺度毎の値との類似度に基づいて前記音象徴語に変形を行い、前記評価の処理を繰り返して最適化を行い、最適化された音象徴語を提示する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする音象徴語・味覚印象情報提供プログラム。

発明の名称 物体検出装置、物体検出方法および物体検出プログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2016-136359
概要

【要約】
【課題】照明変化や対象物体の位置姿勢の変動や自己遮蔽に対する頑健さと位置姿勢の推定の精度の向上とを同時に満たすことができる手法を提供する。
【解決手段】検出の対象物体の様々な姿勢の画像から抽出したパッチ画像の特徴量に基づいて学習され、前記対象物体を撮影して得た入力画像のパッチ画像をいずれかの姿勢クラスに分類する第1の識別器と、前記対象物体の様々な姿勢の画像から抽出したパッチ画像の特徴量に基づいて学習され、姿勢クラスが推定された入力画像のパッチ画像をいずれかの姿勢パラメータに分類する第2の識別器とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 検出の対象物体の様々な姿勢の画像から抽出したパッチ画像の特徴量に基づいて学習され、前記対象物体を撮影して得た入力画像のパッチ画像をいずれかの姿勢クラスに分類する第1の識別器と、前記対象物体の様々な姿勢の画像から抽出したパッチ画像の特徴量に基づいて学習され、姿勢クラスが推定された入力画像のパッチ画像をいずれかの姿勢パラメータに分類する第2の識別器とを備えたことを特徴とする物体検出装置。
【請求項2】
 前記入力画像を赤外線カメラから入力することを特徴とする請求項1に記載の物体検出装置。
【請求項3】
 前記特徴量として累積勾配方向特徴量または量子化勾配方向特徴量を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の物体検出装置。
【請求項4】
 前記第1の識別器および前記第2の識別器は、前記入力画像の個々のパッチ画像による分類結果の総合的な投票結果に基づいて分類を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の物体検出装置。
【請求項5】
 前記第1の識別器および前記第2の識別器は、前記第1の識別器および前記第2の識別器を構成する決定木をRandom Ferns形式で構成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の物体検出装置。
【請求項6】
 前記第2の識別器により推定された姿勢パラメータを初期値として、前記入力画像により前記対象物体の位置姿勢を追跡する位置姿勢追跡部と、前記対象物体の過去の位置姿勢の変化から所定の遅延後の前記対象物体の位置姿勢を予測する動き予測部とを備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の物体検出装置。
【請求項7】
 前記位置姿勢追跡部は、前記初期値における前記対象物体のCADモデル上のエッジ点と前記入力画像から抽出した前記対象物体のエッジ点との誤差を最小化するように位置姿勢に補正を加えることを特徴とする請求項6に記載の物体検出装置。
【請求項8】
 対象物体の姿勢パラメータの初期値を入力し、前記対象物体を撮影して得た入力画像により前記対象物体の位置姿勢を追跡する位置姿勢追跡部と、前記対象物体の過去の位置姿勢の変化から所定の遅延後の前記対象物体の位置姿勢を予測する動き予測部とを備えたことを特徴とする物体検出装置。
【請求項9】
 検出の対象物体の様々な姿勢の画像から抽出したパッチ画像の特徴量に基づいて学習され、前記対象物体を撮影して得た入力画像のパッチ画像をいずれかの姿勢クラスに分類する第1の識別手順と、前記対象物体の様々な姿勢の画像から抽出したパッチ画像の特徴量に基づいて学習され、姿勢クラスが推定された入力画像のパッチ画像をいずれかの姿勢パラメータに分類する第2の識別手順とをコンピュータが実行することを特徴とする物体検出方法。
【請求項10】
 対象物体の姿勢パラメータの初期値を入力し、前記対象物体を撮影して得た入力画像により前記対象物体の位置姿勢を追跡する位置姿勢追跡手順と、前記対象物体の過去の位置姿勢の変化から所定の遅延後の前記対象物体の位置姿勢を予測する動き予測手順とをコンピュータが実行することを特徴とする物体検出方法。
【請求項11】
 検出の対象物体の様々な姿勢の画像から抽出したパッチ画像の特徴量に基づいて学習され、前記対象物体を撮影して得た入力画像のパッチ画像をいずれかの姿勢クラスに分類する第1の識別手順と、 前記対象物体の様々な姿勢の画像から抽出したパッチ画像の特徴量に基づいて学習され、姿勢クラスが推定された入力画像のパッチ画像をいずれかの姿勢パラメータに分類する第2の識別手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする物体検出プログラム。
【請求項12】
 対象物体の姿勢パラメータの初期値を入力し、前記対象物体を撮影して得た入力画像により前記対象物体の位置姿勢を追跡する位置姿勢追跡手順と、前記対象物体の過去の位置姿勢の変化から所定の遅延後の前記対象物体の位置姿勢を予測する動き予測手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする物体検出プログラム。

発明の名称 通信信頼度管理サーバ、通信信頼度管理システムおよび通信信頼度管理方法
技術分野 IT
出願番号 特願2017-42823
概要

【要約】
【課題】車車間通信を行う通信端末に対して、送信位置および受信位置の組み合わせごとの通信信頼度を統計的に保障する。
【解決手段】複数の通信端末が相互に通信した結果を示す通信ログ情報を、通信端末から取得し、通信ログ情報を解析して、送信位置および受信位置の組み合わせごとに通信が成功した確度を示す通信信頼度情報を生成し、車載器などの通信端末が路上などの環境で相互に通信を行った結果に基づいて、通信信頼度の実測値を解析した通信信頼度マップ情報を通信信頼度管理サーバが生成して通信端末に提供する。通信端末は、統計的に保証された到達信頼度の範囲内で、最適な通信パラメータを選択して通信する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 複数の通信端末が相互に通信した結果を示す通信ログ情報を、前記複数の通信端末のうち少なくともいずれか1つから取得するログ情報取得部と、前記ログ情報取得部から取得された前記通信ログ情報を解析して、送信位置および受信位置の組み合わせごとに通信が成功した確度を示す通信信頼度情報を生成する信頼度情報生成部と、前記信頼度情報生成部により生成された前記通信信頼度情報と、過去に生成された過去の通信信頼度情報とを解析して、送信位置および受信位置の組み合わせごとに通信の成功が期待される信頼度を示す通信信頼度マップ情報を生成するマップ化処理部と、前記通信信頼度マップ情報を前記複数の通信端末に提供する信頼度情報提供部とを具備する通信信頼度管理サーバ。
【請求項2】
 請求項1に記載の通信信頼度管理サーバにおいて、前記信頼度情報生成部は、所定の通信端末の位置を示す位置情報信号を前記所定の通信端末が送信した記録である位置情報送信記録を前記通信ログ情報から検出し、検出した前記位置情報送信記録から、前記位置情報信号が示す位置である送信位置を検出し、検出した前記位置情報送信記録から、前記位置情報信号を前記所定の通信端末が送信した時刻である送信時刻を検出し、別の通信端末が前記送信時刻に前記位置情報信号を受信した記録である位置情報受信記録を、前記通信ログ情報から検出し、検出した前記位置情報受信記録から、前記別の通信端末が前記送信時刻に前記位置情報信号を受信した位置を示す受信位置を読み出し、検出した前記位置情報受信記録から、前記別の通信端末が前記送信時刻に受信した前記位置情報信号の電力を示す受信電力を読み出し、前記通信信頼度情報は、同一の位置情報信号に対応する、前記送信位置と、前記受信位置と、前記受信電力との組み合わせを含み、前記マップ化処理部は、前記通信信頼度情報と、前記過去の通信信頼度情報とを解析して、前記送信位置および前記受信位置の組み合わせごとに、前記受信電力の平均値である平均受信電力を算出し、前記通信信頼度マップ情報は、前記送信位置と、前記受信位置と、前記平均受信電力との組み合わせを含む通信信頼度管理サーバ。
【請求項3】
 請求項1に記載の通信信頼度管理サーバにおいて、前記信頼度情報生成部は、所定の通信端末の位置を示す位置情報信号を前記所定の通信端末が送信した記録である位置情報送信記録を前記通信ログ情報から検出し、検出した前記位置情報送信記録から、前記位置情報信号が示す位置である送信位置を検出し、検出した前記位置情報送信記録から、前記位置情報信号に付与されたパケットシリアル番号を検出し、検出した前記位置情報送信記録から、前記所定の通信端末に付与された車両IDを検出し、別の通信端末が前記パケットシリアル番号および前記車両IDを含む前記位置情報信号を受信した記録である位置情報受信記録を、前記通信ログ情報から検出し、検出した前記位置情報受信記録から、前記別の通信端末が、前記パケットシリアル番号および前記車両IDを含む受信信号を受信した位置を示す受信位置を読み出し、前記パケットシリアル番号、前記車輌IDおよび前記受信位置の組み合わせごとに、受信および復号の成功および失敗を受信復号可否カウントとして集約し、前記通信信頼度情報は、同一の位置情報信号に対応する、前記送信位置と、前記受信位置と、前記受信復号可否カウントとの組み合わせを含み、前記マップ化処理部は、前記通信信頼度情報と、前記過去の通信信頼度情報とを解析して、前記送信位置および前記受信位置の組み合わせごとに、前記受信位置に存在した車両のうち、前記送信位置から送信された信号の受信および復号に成功した車両の割合である受信成功率を算出し、前記通信信頼度マップ情報は、前記送信位置と、前記受信位置と、前記受信成功率との組み合わせを含む通信信頼度管理サーバ。
(以下省略)

発明の名称 睡眠段階判定方法、睡眠段階判定装置、及び睡眠段階判定プログラム
技術分野 IT, 医工連携/ライフサイエンス
出願番号 特願2016-54723
概要

【要約】
【課題】 取得した身体データから、簡便かつより高い精度で睡眠段階を推定する
【解決手段】 被験者の心拍データを取得し、前記心拍データを周波数領域の成分に変換し、前記周波数領域のデータから、2.5秒~150分の周期にわたる範囲の周期成分を抽出して時間領域のデータに変換し、前記時間領域のデータのうち、所定の閾値を超える領域をレム睡眠段階と判定する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 被験者の心拍データを取得するデータ取得部と、前記心拍データからレム睡眠段階を推定する判定部であって、前記心拍データを周波数領域の成分に変換し、前記周波数領域のデータから、2.5秒~150分の周期にわたる範囲の周期成分を抽出して時間領域のデータに変換し、前記時間領域のデータのうち、所定の閾値を超える領域をレム睡眠段階と判定する判定部、とを有することを特徴とする睡眠段階判定装置。
【請求項2】
 前記判定部は、前記時間領域のデータの全体平均と標準偏差を算出し、前記標準偏差に所定の係数を乗算した値を前記全体平均に足し合わせた値を前記閾値として設定することを特徴とする請求項1に記載の睡眠段階判定装置。
【請求項3】
 前記判定部は、前記時間領域のデータを所定の時間ごとに平均化してから前記全体平均と標準偏差を算出することを特徴とする請求項1に記載の睡眠段階判定装置。
【請求項4】
 被験者の体動データを取得するデータ取得部と、前記体動データの全体平均と標準偏差を算出し、前記標準偏差に所定の係数を乗算した値を前記全体平均に足し合わせた値を閾値として設定し、前記閾値を超える領域を覚醒段階と判定する判定部と、を有することを特徴とする睡眠段階判定装置。
【請求項5】
 被験者の呼吸データを取得するデータ取得部と、
 前記呼吸データに基づいて、単位時間当たりの呼吸数の全体平均と標準偏差を算出し、前記標準偏差に所定の係数を乗算した値を前記全体平均に足し合わせた値を閾値として設定し、前記閾値以下の領域をノンレム睡眠段階と判定する判定部と、を有することを特徴とする睡眠段階判定装置。
【請求項6】
 無拘束で測定された被験者の身体データを取得するデータ取得部と、前記身体データから心拍データと、呼吸データと、体動データをそれぞれ分離し、前記呼吸データを用いたノンレム睡眠段階の判定と、前記心拍データを用いたレム睡眠段階の判定と、前記体動データを用いた覚醒段階の判定を個別または順次に行って睡眠段階を判定する判定部と、を有することを特徴とする睡眠段階判定装置。
【請求項7】
 前記判定部は、前記呼吸データを用いてノンレム睡眠段階を判定し、前記ノンレム睡眠段階の判定結果に基づき、前記心拍データを用いてレム睡眠段階を判定し、前記レム睡眠段階の判定結果に基づき、前記体動データを用いて覚醒段階を判定する、ことを特徴とする請求項6に記載の睡眠段階判定装置。
【請求項8】
 前記判定部は、前記覚醒段階の判定、前記レム睡眠段階の判定、前記ノンレム睡眠段階の判定の順に判定を優先して判定結果に反映することを特徴とする請求項6または7に記載の睡眠段階判定装置。
【請求項9】
 被験者の心拍データを取得し、前記心拍データを周波数領域の成分に変換し、前記周波数領域のデータから、2.5秒~150分の周期にわたる範囲の周期成分を抽
出して時間領域のデータに変換し、前記時間領域のデータのうち、所定の閾値を超える領域をレム睡眠段階と判定する、ことを特徴とする睡眠段階判定方法。
【請求項10】
 被験者の体動データを取得し、前記体動データの全体平均と標準偏差を算出し、前記標準偏差に所定の係数を乗算した値を前記全体平均に足し合わせた値を閾値として
設定し、前記閾値を超える領域を覚醒段階と判定する、ことを特徴とする睡眠段階判定方法。
【請求項11】
 被験者の呼吸データを取得し、前記呼吸データに基づいて単位時間当たりの呼吸数の全体平均と標準偏差を算出し、前記標準偏差に所定の係数を乗算した値を前記全体平均に足し合わせた値を閾値として設定し、前記閾値以下の領域をノンレム睡眠段階と判定する、ことを特徴とする睡眠段階判定方法。
(以下省略)

発明の名称 フィルタ係数決定装置、フィルタ係数決定方法、プログラム、および再生システム
技術分野 IT
出願番号 特願2016-32282
概要

【要約】
【課題】スピーカアレイが指向性を備えるための最適なフィルタ係数を決定する。
【解決手段】フィルタ係数決定装置は、スピーカアレイを構成する複数のスピーカ素子の前段にそれぞれ配置されるフィルタに設定すフィルタ係数を演算により求め、求めたフィルタ係数、および、複数のスピーカ素子それぞれからスピーカアレイの周囲に設定されている複数の観測点までの伝達関数を用い、複数の観測点における指向性を評価するための評価音圧を算出する。スピーカアレイから最も強く音を放射させたい方向を所望方向とし、所望方向以外の音を抑圧させたい範囲を抑圧範囲とし、その抑圧範囲に対する音の放射の大きさが、予め設定された判定方法を満たすようにフィルタ係数を適応的に決定する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 スピーカアレイを構成する複数のスピーカ素子の前段にそれぞれ配置されるフィルタに設定するフィルタ係数を演算により求めるフィルタ係数演算部と、前記フィルタ係数演算部により求められた前記フィルタ係数、および、複数の前記スピーカ素子それぞれから前記スピーカアレイの周囲に設定されている複数の観測点それぞれまでの音の伝わり方を表す伝達関数を用いて、複数の前記観測点における指向性を評価するために評価音圧を算出する評価音圧演算部とを備え、
 前記スピーカアレイから最も強く音を放射させたい方向である所望方向を含む所望方向範囲以外の音を抑圧させたい範囲を抑圧範囲として、その抑圧範囲に対する音の放射の大きさが、予め設定された判定方法を満たすように前記フィルタ係数を適応的に決定するフィルタ係数決定装置。
【請求項2】
 前記フィルタ係数演算部が前記フィルタ係数の演算を行う際に用いる窓関数の窓幅が可変的となるように、前記フィルタ係数演算部に対して前記窓関数を設定する窓関数設定部と、前記窓関数設定部により可変的に窓幅が設定される前記窓関数を、前記観測点における所望音圧に適用して前記フィルタ係数演算部により算出される前記フィルタ係数ごとに前記評価音圧演算部により算出される複数の前記評価音圧の中から、前記判定方法に基づいて最適な前記フィルタ係数を求めるのに用いられた最適な前記窓関数の窓幅を決定する最適窓幅決定部とをさらに備え、前記最適窓幅決定部により決定された窓幅の前記窓関数を用いて前記フィルタ係数演算部により算出される前記フィルタ係数が、前記フィルタに設定するものとして決定される請求項1に記載のフィルタ係数決定装置。
【請求項3】
 前記伝達関数の要素をどの程度重視するかを決定する重み係数を適応的に変化させて、前記フィルタ係数演算部に対して前記重み係数を設定する重み設定部と、前記重み設定部により設定される前記重み係数を用いて前記フィルタ係数演算部により算出される前記フィルタ係数から前記評価音圧演算部により算出される前記評価音圧と、前記観測点における所望音圧との誤差が、所定の判定基準以下であるか否かを判定する評価判定部とをさらに備え、前記評価判定部により前記誤差が所定の判定基準以下であると判定された前記評価音圧を求めるのに用いた前記重み係数により算出される前記フィルタ係数が、前記フィルタに設定するものとして決定される請求項1に記載のフィルタ係数決定装置。
(以下省略)

発明の名称 音源方向推定装置、音源方法推定方法、およびプログラム
技術分野 IT, ものづくり
出願番号 特願2016-32281
概要

【要約】
【課題】より短時間で、反射音や残響音などの外乱が存在する環境下における音源方向を高精度に推定する。
【解決手段】複数のマイクロホンにより観測される音のレベルが所定の値よりも大きな観測信号のうち、所望の音源の方向を推定する処理に用いる対象とする観測信号
を区分けする立ち上がり区間および立ち下がり区間が特定される。また、立ち上がり区間の観測信号を用いて立ち上がり共分散行列が算出されるとともに、立ち下がり区間の観測信号を用いて立ち下がり共分散行列が算出される。そして、立ち上がり共分散行列と立ち下がり共分散行列とを同時対角化する固有ベクトルが求められ、その固有ベクトルを用いて所望の音源の方向が推定される。本技術は、例えば、マイクロホンアレーにより収音される音の音源方向を推定する音源方向推定装置に適用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 音を受音する複数の受音素子により観測される音のレベルが所定の値よりも大きな観測信号のうち、所望の音源の方向を推定する処理に用いる対象とする前記観測信号を区分けする時間区間を特定する処理対象区間特定部と、前記処理対象区間特定部により特定された前記時間区間において観測された前記観測信号を用いて共分散行列を算出する共分散行列算出部と、前記共分散行列算出部により算出された前記共分散行列に基づいて、前記所望の音源の方向を推定する音源方向推定部とを備える音源方向推定装置。
【請求項2】
 前記処理対象区間特定部は、前記観測信号により観測される特定の強さの音のピークが検出されたタイミングから一定時間だけ後にある所定の前記時間区間を立ち下がり区間として特定し、前記共分散行列算出部は、前記立ち下がり区間において観測された前記観測信号を用いて立ち下がり共分散行列を算出する請求項1に記載の音源方向推定装置。
【請求項3】
 前記共分散行列算出部により算出される前記立ち下がり共分散行列と、前記観測信号の全体を用いて算出される共分散行列とを同時対角化する固有ベクトルを求める同時対角化処理部をさらに備え、前記音源方向推定部は、前記同時対角化処理部により求められた前記固有ベクトルを用いて前記所望の音源の方向を推定する請求項2に記載の音源方向推定装置。
【請求項4】
 前記処理対象区間特定部は、前記観測信号により観測される特定の強さの音のピークが検出されたタイミングを含み、そのタイミングの前後にある所定の前記時間区間を立ち上がり区間として特定し、前記共分散行列算出部は、前記立ち上がり区間において観測された前記観測信号を用いて立ち上がり共分散行列を算出する請求項1に記載の音源方向推定装置。
【請求項5】
 前記音源方向推定部は、前記共分散行列算出部により算出される前記立ち上がり共分散行列から固有ベクトルを求める固有値分解処理を行い、その固有値分解により求められた前記固有ベクトルを用いて前記所望の音源の方向を推定する請求項4に記載の音源方向推定装置。
【請求項6】
 前記処理対象区間特定部は、前記観測信号により観測される特定の強さの音のピークが検出されたタイミングを含み、そのタイミングの前後にある所定の前記時間区間を立ち上がり区間として特定するとともに、前記ピークが検出されたタイミングから一定時間だけ後にある所定の前記時間区間を立ち下がり区間として特定し、前記共分散行列算出部は、前記立ち上がり区間において観測された前記観測信号を用いて立ち上がり共分散行列を算出するとともに、前記立ち下がり区間において観測された前記観測信号を用いて立ち下がり共分散行列を算出する請求項1に記載の音源方向推定装置。
【請求項7】
 前記共分散行列算出部により算出される前記立ち上がり共分散行列と前記立ち下がり共分散行列とを同時対角化する固有ベクトルを求める同時対角化処理部をさらに備え、
前記音源方向推定部は、前記同時対角化処理部により求められた前記固有ベクトルを用いて前記所望の音源の方向を推定する 請求項6に記載の音源方向推定装置。
【請求項8】
 前記処理対象区間特定部は、前記観測信号により観測される前記音のピーク値を時間方向に減衰させながら保持し、保持した値よりも大きな値が現れたときに、その値に前記ピーク値を更新するピークホールド処理を行うことにより、特定の強さの音のピークを検出する 請求項1乃至7のいずれかに記載の音源方向推定装置。
(以下省略)

発明の名称 レーダ装置、目標形状推定方法及びプログラム
技術分野 IT, ものづくり
出願番号 平成28年2月10日
概要

【要約】目標の画像を作成する処理が高速かつ高精度に行えるレーダ装置を得る。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 送信素子から出力された電磁波の反射波を受信する受信素子の受信出力として、送信素子で電磁波が出力されてから受信素子で反射波を受信するまでの伝送経路が異なる複数の系の受信出力を得る受信処理部と、前記受信処理部で得た各受信出力に含まれる閾値を越える極大値を、複数の距離点の情報として抽出すると共に、各距離点のドップラ速度を取得する距離点取得部と、前記距離点取得部で得られた複数の距離点の情報を、それぞれの距離点のドップラ速度に基づいて複数のクラスタに分類するクラスタリング処理部と、前記クラスタリング処理部で分類されたクラスタごとの複数の距離点の集積度を評価して、目標の形状を得る距離点マイグレーション処理部とを備えるレーダ装置。
【請求項2】
 前記距離点マイグレーション処理部での複数の距離点の集積度の評価に基づいて、前記クラスタリング処理部で複数のクラスタに分類する処理を再度実行し、再度の実行で得た複数のクラスタごとの複数の距離点の集積度の評価を、前記距離点マイグレーション処理部で行うようにした請求項1に記載のレーダ装置。
【請求項3】
 前記送信素子と前記受信素子は、マトリクス状に複数配置され、複数の前記受信素子の一部が前記送信素子を兼ねるようにした請求項1又は2に記載のレーダ装置。
【請求項4】
 前記送信素子から出力される電磁波は、帯域幅が少なくとも数GHz以上の超広帯域信号である請求項1~3のいずれか1項に記載のレーダ装置。
【請求項5】
 送信素子から出力された電磁波の反射波を受信する受信素子の受信出力として、送信素子で電磁波が出力されてから受信素子で反射波を受信するまでの伝送経路が異なる複数の系の受信出力を得る受信処理と、前記受信処理で得た各受信出力に含まれる閾値を越える極大値を、複数の距離点の情報として抽出すると共に、各距離点のドップラ速度を取得する距離点取得処理と、前記距離点取得処理で得られた複数の距離点の情報を、それぞれの距離点のドップラ速度に基づいて複数のクラスタに分類するクラスタリング処理と、前記クラスタリング処理で分類されたクラスタごとの複数の距離点の集積度を評価して目標の形状を得る距離点マイグレーション処理とを含む目標形状推定方法。
【請求項6】
 送信素子から出力された電磁波の反射波を受信する受信素子の受信出力として、送信素子で電磁波が出力されてから受信素子で反射波を受信するまでの伝送経路が異なる複数の系の受信出力を得る受信処理手順と、前記受信処理手順で得た各受信出力に含まれる閾値を越える極大値を、複数の距離点の情報として抽出すると共に、各距離点のドップラ速度を取得する距離点取得処理手順と、前記距離点取得処理手順で得られた複数の距離点の情報を、それぞれの距離点のドップラ速度に基づいて複数のクラスタに分類するクラスタリング処理手順と、前記クラスタリング処理手順で分類されたクラスタごとの複数の距離点の集積度を評価して、目標の形状を得る距離点マイグレーション処理手順とを、コンピュータ装置に実装して実行させるプログラム。

発明の名称 映像投影システム、映像処理装置、映像処理プログラムおよび映像処理方法
技術分野 IT
出願番号 特願2016-28827
概要

【要約】
【課題】リアルタイムに行う計算量を低減させ、光学的補正を高速に行えるようにする。
【解決手段】入力映像の画素値に対する投影面からの観測輝度をモデル化した応答関数を決定し、前記応答関数に補正関数を適用した拡張応答関数を用いて単色映像に対して光学的補正を行い、入力映像と観測輝度に基づいて前記補正関数に対して修正を繰り返して補正関数を推定する事前処理部と、前記拡張応答関数を用いて入力映像に対して光学的補正を行う映像補正処理部とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 入力映像の画素値に対する投影面からの観測輝度をモデル化した応答関数を決定し、前記応答関数に補正関数を適用した拡張応答関数を用いて単色映像に対して光学的補正を行い、入力映像と観測輝度に基づいて前記補正関数に対して修正を繰り返して補正関数を推定する事前処理部と、前記拡張応答関数を用いて入力映像に対して光学的補正を行う映像補正処理部とを備えたことを特徴とする映像投影システム。
【請求項2】
 前記補正関数を前記応答関数に係数を乗ずる形式と仮定して該補正関数に対して修正を行い、明るさの異なる前記単色映像に基づいて求められた係数が明るさの全範囲において一定値に直線近似できる場合は該範囲内から係数を決定し、明るさの全範囲において一定値に直線近似できないものの明るさの一部範囲において一定値に直線近似できる場合は該範囲内から係数を決定し、いずれの範囲でも一定値に直線近似できない場合は近傍画素の画素値を用いた補正関数を適用することを特徴とする請求項1に記載の映像投影システム。
【請求項3】
 明るさの全範囲または明るさの一部範囲において該範囲内から係数を決定する場合、最も明るい映像について求められた係数を採用することを特徴とする請求項2に記載の映像投影システム。
【請求項4】
 入力映像の画素値に対する投影面からの観測輝度をモデル化した応答関数を決定し、前記応答関数に補正関数を適用した拡張応答関数を用いて単色映像に対して光学的補正を行い、入力映像と観測輝度に基づいて前記補正関数に対して修正を繰り返して補正関数を推定する事前処理部と、前記拡張応答関数を用いて入力映像に対して光学的補正を行う映像補正処理部とを備えたことを特徴とする映像処理装置。
【請求項5】
 入力映像の画素値に対する投影面からの観測輝度をモデル化した応答関数を決定し、前記応答関数に補正関数を適用した拡張応答関数を用いて単色映像に対して光学的補正を行い、入力映像と観測輝度に基づいて前記補正関数に対して修正を繰り返して補正関数を推定する事前処理手順と、前記拡張応答関数を用いて入力映像に対して光学的補正を行う映像補正処理手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする映像処理プログラム。
【請求項6】
 入力映像の画素値に対する投影面からの観測輝度をモデル化した応答関数を決定し、前記応答関数に補正関数を適用した拡張応答関数を用いて単色映像に対して光学的補正を行い、入力映像と観測輝度に基づいて前記補正関数に対して修正を繰り返して補正関数を推定する事前処理手順と、
 前記拡張応答関数を用いて入力映像に対して光学的補正を行う映像補正処理手順とをコンピュータが実行することを特徴とする映像処理方法。

発明の名称 蓄電池管理システム、蓄電池情報サーバ、充放電制御装置及び蓄電池
技術分野 IT, ものづくり, 新エネルギー/省エネルギー
出願番号 特願2015-150389
概要

【要約】
【課題】二次電池の寿命をできる限り正確に予測して、事故を未然に防ぎつつ、二次電池を正しく使い切る事を目指す、蓄電池管理システム、蓄電池情報サーバ、充放電制御装置及び蓄電池を提供する。
【解決手段】LIBに一意なLIBIDを付与して、LIBの稼働状態をログテーブルに記録し、LIB情報サーバにてLIB使用ログテーブルに集約する。そして、膨大なLIB使用ログテーブルを基に累積故障確率を算出して、累積故障確率テーブルを作成する。充放電制御装置は、LIB情報サーバからLIBを経由して受信した累積故障確率テーブル、保存時間勾配関数、損失コスト関数、交換コスト関数、警告用閾値、及び使用禁止用閾値を基に、LIBの最適交換時期を算出する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 一意な蓄電池IDを有し、充放電回数と、前記充放電回数のうち1回分の単位保存時間に相当する情報を記憶する蓄電池と、前記蓄電池から前記蓄電池IDと前記充放電回数と前記単位保存時間に相当する情報を受信して蓄電池使用ログテーブルに記憶し、前記蓄電池使用ログテーブルから累積故障確率を算出する蓄電池情報サーバと、前記蓄電池に接続され、前記蓄電池情報サーバから、前記累積故障確率と、前記蓄電池の最適交換時期を算出するための個別情報を受信し、前記累積故障確率から前記蓄電池の最適交換時期を算出する充放電制御装置とよりなる蓄電池管理システム。
【請求項2】
 前記充放電回数のうち1回分の単位保存時間に相当する情報は、前記蓄電池の電流と、前記蓄電池に充電器が接続されたか否かを示す充放電フラグ情報と、前記蓄電池が満充電状態になったか否かを示す満充電フラグ情報とを有する、請求項1に記載の蓄電池管理システム。
【請求項3】
 前記蓄電池の最適交換時期を算出するための個別情報は、前記蓄電池の前記充放電回数に対する前記保存時間の勾配を示す保存時間勾配情報と、前記蓄電池が故障した際のコストを示す損失コストと、前記蓄電池を交換する際のコストを示す交換コストとを有する、請求項2に記載の蓄電池管理システム。
【請求項4】
 前記蓄電池情報サーバは、前記充放電回数と前記保存時間の範囲で構成されるメッシュ毎に、稼働中の蓄電池の総計と使用終了又は故障した蓄電池の総計を算出した後、前記メッシュ毎に故障率を算出し、次に前記メッシュ毎に累積ハザード値を算出した後、前記メッシュ毎に累積故障確率を算出する、
請求項3に記載の蓄電池管理システム。
【請求項5】
 前記蓄電池情報サーバは、前記蓄電池の充放電電流から容量の減少を観測し、尤度関数を最大化する最尤推定値を累積故障確率関数に代入することで、累積故障確率を算出する、請求項3に記載の蓄電池管理システム。
【請求項6】
 蓄電池を一意に識別するための蓄電池IDを格納する蓄電池IDフィールドと、前記蓄電池の電流を格納する電流フィールドと、前記蓄電池に充電器が接続されたか否かを示す充放電フラグフィールドと、前記蓄電池が満充電状態になったか否かを示す満充電フラグフィールドとを有する蓄電池使用ログテーブルと、前記蓄電池使用ログテーブルから累積故障確率を算出する累積故障確率演算部と、前記蓄電池に接続され、前記蓄電池の最適交換時期を算出するための個別情報と前記累積故障確率から前記蓄電池の最適交換時期を算出する充放電制御装置に、前記累積故障確率と、前記個別情報を送信する個別情報返信部とを具備する蓄電池情報サーバ。
【請求項7】
 蓄電池情報サーバから、蓄電池の最適交換時期を算出するための個別情報と、蓄電池の累積故障確率を受信して、最適交換時期を算出する蓄電池交換時期算出部と、前記蓄電池交換時期算出部が算出した前記最適交換時期を使用者へ報知する警告報知部と、前記蓄電池交換時期算出部が算出した前記最適交換時期が所定の閾値を超えた場合に、蓄電池に対する充電を停止するための充電停止制御信号を出力する入出力制御部とを具備する、充放電制御装置。
【請求項8】
 前記入出力制御部は、前記蓄電池情報サーバから最新の前記個別情報と前記累積故障確率を受信できない時は、前記蓄電池から前記個別情報と前記累積故障確率を受信して、前記蓄電池交換時期算出部に前記最適交換時期を算出させる、請求項7に記載の充放電制御装置。
(以下省略)

発明の名称 画像検索方法、音象微語取得方法、係数生成方法、プログラムおよび装置
技術分野 IT
出願番号 特願2015-102432
概要

【要約】
【課題】音象徴語を介在させることで、商品・製品の画像から、見た目の質感等を容易にかつ客観的に取り扱えるようにする。
【解決手段】a)検索対象画像から画像特徴量を抽出し、任意の画像特徴量と任意の形容詞対評価値との間の数値関係を示す係数に基づき、前記検索対象画像から抽出した画像特徴量から前記検索対象画像毎に形容詞対評価値を生成する工程と、b)ユーザから音象徴語を含む検索条件の入力を受け付け、前記音象徴語から形容詞対評価値を生成する工程と、を順不同に含み、前記音象徴語について生成された形容詞対評価値と、前記検索対象画像毎に生成された形容詞対評価値との類似度を判定する工程と、前記類似度に基づいて対応する前記検索対象画像を検索結果として提供する工程とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 a)検索対象画像から画像特徴量を抽出し、任意の画像特徴量と任意の形容詞対評価値との間の数値関係を示す係数に基づき、前記検索対象画像から抽出した画像特徴量から前記検索対象画像毎に形容詞対評価値を生成する工程と、b)ユーザから音象徴語を含む検索条件の入力を受け付け、前記音象徴語から形容詞対評価値を生成する工程と、を順不同に含み、前記音象徴語について生成された形容詞対評価値と、前記検索対象画像毎に生成された形容詞対評価値との類似度を判定する工程と、前記類似度に基づいて対応する前記検索対象画像を検索結果として提供する工程とを備えたことを特徴とする画像検索方法。
【請求項2】
 請求項1に記載の画像検索方法において、前記検索対象画像から画像特徴量を抽出する処理は、全ての検索対象画像について画像特徴量を抽出することを特徴とする画像検索方法。
【請求項3】
 請求項1に記載の画像検索方法において、前記検索対象画像から画像特徴量を抽出する処理は、前記検索条件により特定される範囲内の検索対象画像について画像特徴量を抽出することを特徴とする画像検索方法。
【請求項4】
 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像検索方法において、前記検索結果として提供された前記検索対象画像の中からユーザによる画像の選択を受け付ける工程と、選択を受け付けた前記画像について検索条件との整合性に関するユーザによる評価を受け付ける工程と、前記評価が所定以上である場合に、前記画像から画像特徴量を抽出する工程と、前記形容詞対評価値および前記画像から抽出した画像特徴量に基づいて前記係数を更新する工程とを備えたことを特徴とする画像検索方法。
【請求項5】
 請求項4に記載の画像検索方法において、前記係数を更新する工程は、ユーザ毎に前記係数を更新し、ユーザ毎に固有の前記係数を生成することを特徴とする画像検索方法。
【請求項6】
 ユーザから画像の入力を受け付ける工程と、前記画像から画像特徴量を抽出する工程と、任意の画像特徴量と任意の形容詞対評価値との間の数値関係を示す係数に基づき、前記画像から抽出した画像特徴量から形容詞対評価値を生成する工程と、前記画像から画像特徴量を経て抽出した形容詞対評価値から音象徴語を生成する工程とを備えたことを特徴とする音象徴語取得方法。
【請求項7】
 評価用画像に対してユーザが想起した音象徴語の入力を受け付ける工程と、前記評価用画像から画像特徴量を抽出する工程と、前記音象徴語から形容詞対評価値を生成する工程と、前記画像特徴量および前記形容詞対評価値から、任意の画像特徴量と任意の形容詞対評価値との間の数値関係を示す係数を生成する工程とを備えたことを特徴とする係数生成方法。
【請求項8】
 コンピュータを、検索対象画像から画像特徴量を抽出する手段、任意の画像特徴量と任意の形容詞対評価値との間の数値関係を示す係数に基づき、前記検索対象画像から抽出した画像特徴量から前記検索対象画像毎に形容詞対評価値を生成する手段、ユーザから音象徴語を含む検索条件の入力を受け付ける手段、前記音象徴語から形容詞対評価値を生成する手段、前記音象徴語について生成された形容詞対評価値と、前記検索対象画像毎に生成された形容詞対評価値との類似度を判定する手段、前記類似度に基づいて対応する前記検索対象画像を検索結果として提供する手段として機能させる画像検索プログラム。
【請求項9】
 コンピュータを、ユーザから画像の入力を受け付ける手段、前記画像から画像特徴量を抽出する手段、任意の画像特徴量と任意の形容詞対評価値との間の数値関係を示す係数に基づき、前記画像から抽出した画像特徴量から形容詞対評価値を生成する手段、前記画像から画像特徴量を経て抽出した形容詞対評価値から音象徴語を生成する手段として機能させる音象徴語取得プログラム。
(以下省略)

発明の名称 タッチパネル操作に対応する触覚提示装置、触覚提示方法、触覚提示用プログラム、および触覚提示装置を搭載した携帯端末
技術分野 IT
出願番号 特願2015-51812
概要

【要約】タッチパネル上で行われた操作に追従して、ユーザが精度良く認識しやすい状態で触覚を提示することが可能な、タッチパネル操作に対応する触覚提示装置、触覚提示方法、触覚提示用プログラム、および触覚提示装置を搭載した携帯端末を提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 所定の表示対象情報を所定位置に表示するとともに、ユーザによる操作に関する情報を入力するタッチパネルに接続された触覚提示装置において、前記タッチパネル上の、操作位置周辺の表示情報を切り出す切り出し処理部と、触覚を刺激するための複数の触覚刺激子がマトリックス状に配置された触覚ディスプレイと、前記切り出し処理部で切り出された操作位置周辺の表示情報を、左右反転させて前記触覚ディスプレイにより触覚で提示させるための、該当する触覚刺激子を特定する刺激子特定情報を生成する刺激子特定情報生成部と、前記刺激子特定情報生成部で生成された刺激子特定情報で特定される触覚刺激子から刺激要因を出力させることで、前記表示情報への操作に対応した触覚をユーザに提示する触覚提示制御部とを備えることを特徴とする、タッチパネル操作に対応する触覚提示装置。
【請求項2】
 前記切り出し処理部は、ユーザによりスライド操作が行われると、前記スライド操作により移動する、操作位置周辺の表示情報を順次切り出し、前記刺激子特定情報生成部は、前記切り出し処理部で順次切り出された操作位置周辺の表示情報を、左右反転させて前記触覚ディスプレイにより触覚で提示させるための刺激子特定情報を順次生成し、前記触覚提示制御部は、前記刺激子特定情報生成部で順次生成された刺激子特定情報に基づいて、該当する触覚刺激子から順次刺激要因を出力させることで、前記スライド操作に追従して変化する、前記表示情報への操作に対応した触覚をユーザに提示することを特徴とする請求項1に記載の、タッチパネル操作に対応する触覚提示装置。
【請求項3】
 前記触覚ディスプレイは、前記タッチパネルを人間の指でタッチ操作したときに、当該タッチパネルに接触する指面積に該当する面積を有することを特徴とする請求項1または2に記載の、タッチパネル操作に対応する触覚提示装置

【請求項4】
 前記触覚ディスプレイは、タッチパネルの裏面側に、前記タッチパネルと逆方向を向くように設置されていることを特徴とする請求項1~3いずれか1項に記載の、タッチパネル操作に対応する触覚提示装置。
【請求項5】
 前記切り出し処理部は、前記操作による前記タッチパネルへの押圧の強さを検出し、検出した押圧の強さの情報に基づいて、切り出す表示情報の面積を変更する
ことを特徴とする請求項1~4いずれか1項に記載の、タッチパネル操作に対応する触覚提示装置。
【請求項6】
 所定の表示対象情報を所定位置に表示するとともにユーザによる操作に関する情報を入力するタッチパネルと、触覚を刺激するための複数の触覚刺激子がマトリックス状に配置された触覚ディスプレイとに接続された触覚提示装置におけるタッチパネル操作に対応する触覚提示方法であって、前記タッチパネル上の、操作位置周辺の表示情報を切り出す切り出し処理ステップと、前記切り出し処理ステップで切り出された操作位置周辺の表示情報を左右反転させて、前記触覚ディスプレイにより触覚を認識させるための、該当する触覚刺激子を特定する刺激子特定情報を生成する刺激子特定情報生成ステップと、前記刺激子特定情報生成ステップで生成された刺激子特定情報で特定される触覚刺激子から刺激要因を出力させることで、前記表示情報への操作に対応した触覚をユーザに提示する触覚提示制御ステップとを有することを特徴とする、タッチパネル操作に対応する触覚提示方法。
(以下省略)

発明の名称 位置測定装置、位置測定方法、プログラム、および位置測定システム
技術分野 IT, ものづくり
出願番号 特願2015-48549
概要

【要約】
【課題】移動体の測位精度のさらなる向上を図る。
【解決手段】位置測定装置は、衛星から送信される測位信号を受信して、測位信号を送信した衛星の位置および距離を計測する衛星信号受信部と、車両の位置を少なくとも含む位置情報メッセージの送信に用いられる通信信号を受信する通信信号受信部と、通信信号を受信した際の信号強度に応じて、位置情報メッセージを送信した車両との距離を推定する推定部と、衛星信号受信部により計測された衛星の位置および距離、位置情報メッセージに含まれる車両の位置、並びに、推定部により推定された車両との距離に基づいて、位置測定装置自身の位置を測定する測位部とを備える。本技術は、例えば、衛星、車両、および位置測定装置からなる位置測定システムに適用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 衛星から送信される、位置の測定に利用するための測位信号を受信して、前記測位信号を送信した前記衛星の位置および距離を計測する衛星信号受信部と、車両の位置を少なくとも含む位置情報メッセージの送信に用いられる通信信号を受信する通信信号受信部と、前記通信信号を受信した際の信号強度に応じて、前記位置情報メッセージを送信した前記車両との距離を推定する推定部と、前記衛星信号受信部により計測された前記衛星の位置および距離、前記位置情報メッセージに含まれる前記車両の位置、並びに、前記推定部により推定された前記車両との距離に基づいて、位置測定装置自身の位置を測定する測位部とを備える位置測定装置。
【請求項2】
 前記通信信号受信部は、無線通信を行う無線機から送信される、前記無線機自身を識別する識別情報を少なくとも含むビーコンメッセージの送信に用いられる通信信号を受信し、ネットワークを介して接続されるサーバ装置のデータベースから、前記識別情報により識別される前記無線機の位置を取得し、前記推定部は、前記通信信号を受信した際の信号強度に応じて、前記ビーコンメッセージを送信した前記無線機との距離を推定し、前記測位部は、前記通信信号受信部により取得された前記無線機の位置、および、前記推定部により推定された前記無線機との距離をさらに用いて、前記位置測定装置自身の位置を測定する請求項1に記載の位置測定装置。
【請求項3】
 前記通信信号受信部が受信した前記通信信号に直接波成分が含まれているか否かを識別し、直接波成分が含まれている前記通信信号を選択する信号識別選択部
 をさらに備え、前記推定部は、前記距離の推定に、前記信号識別選択部により選択された前記通信信号のみを用いる請求項1または2に記載の位置測定装置。
【請求項4】
 前記位置情報メッセージには、前記位置情報メッセージを送信した前記車両の速度、前記車両の位置を測位した測位時刻がさらに含まれており、前記推定部は、前記車両の位置、速度、および測位時刻と、前記位置情報メッセージを受信した受信時刻とに基づいて、前記位置情報メッセージを受信した時点での前記車両の
位置を推定し、前記測位部は、前記位置測定装置自身の位置の測定に、前記位置情報メッセージに含まれている前記車両の位置に替えて、前記推定部により推定された前記車両の位置を用いる 請求項1乃至3のいずれかに記載の位置測定装置。
【請求項5】
 前記測位部は、前記衛星の距離を計測する際の計測誤差、および、前記車両の距離を推定する際の距離推定誤差を推測し、前記計測誤差および前記距離推定誤差の分散値に従って重み付けを行って、前記位置測定装置の位置を測定する 請求項1乃至4のいずれかに記載の位置測定装置。
【請求項6】
 衛星から送信される、位置の測定に利用するための測位信号を受信して、前記測位信号を送信した前記衛星の位置および距離を計測し、車両の位置を少なくとも含む位置情報メッセージの送信に用いられる通信信号を受信し、前記通信信号を受信した際の信号強度に応じて、前記位置情報メッセージを送信した前記車両との距離を推定し、前記衛星の位置および距離、前記位置情報メッセージに含まれる前記車両の位置、並びに、前記車両との距離に基づいて、位置測定装置自身の位置を測定するステップを含む位置測定装置の位置測定方法。
(以下省略)

発明の名称 固体高分子形燃料電池並びに計測装置及び方法
技術分野 ものづくり, 新エネルギー/省エネルギー, ナノテクノロジー
出願番号 特願2015-40105
概要

【課題】透過型XAFS計測及び角度分散型XRD計測を可能とする固体高分子形燃料電池並びに固体高分子形燃料電池のXAFS計測とXRD計測を高速に交互に切り替えうる様な計測装置及び方法の提供。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 X線を透過させることができる固体高分子形燃料電池であって、膜/電極接合層と、前記膜/電極接合層の第1の側に設けられ、貫通孔が形成された第1の流路層と、前記膜/電極接合層の第2の側に設けられ、貫通孔が形成された第2の流路層と、前記第1の流路層の第1の側に設けられ、前記第1の流路層の貫通孔を覆う第1のガス遮断絶縁層と、前記第2の流路層の第2の側に設けられ、前記第2の流路層の貫通孔を覆う第2のガス遮断絶縁層とを含み、前記第1の流路層の貫通孔及び前記第2の流路層の貫通孔は、入射されたX線が前記第1の流路層の貫通孔及び前記第2の流路層の貫通孔を通って前記膜/電極接合層を透過できるように形成された固体高分子形燃料電池。
【請求項2】
 前記第1の流路層の貫通孔及び前記第2の流路層の貫通孔は、入射されたX線が前記膜/電極接合層に垂直な一つの面内で前記膜/電極接合層の表面に対し所定角度以上の範囲で前記膜/電極接合層を透過できるように形成された請求項1に記載の固体高分子形燃料電池。
【請求項3】
 前記所定角度は、10°から30°の範囲にある請求項2に記載の固体高分子形燃料電池。
【請求項4】
 前記第1のガス遮断絶縁層及び前記第2のガス遮断絶縁層は、非晶質ポリエーテルエーテルケトンフィルムによって構成された請求項1から3のいずれかに記載の固体高分子形燃料電池。
【請求項5】
 前記膜/電極接合層は、固体高分子電解質膜と、前記固体高分子電解質膜の第1の側に設けられた第1の電極触媒層及び第1のガス拡散層と、前記固体高分子電解質膜の第2の側に設けられた第2の電極触媒層及び第2のガス拡散層とを含む請求項1から4のいずれかに記載の固体高分子形燃料電池。
【請求項6】
 前記第1の流路層と前記第1のガス遮断絶縁層との間に第1の集電層を含み、前記第2の流路層と前記第2のガス遮断絶縁層との間に第2の集電層を含み、前記第1の集電層及び第2の集電層にはそれぞれ貫通孔が形成され、これらの貫通孔は、入射されたX線がこれらの貫通孔とともに前記第1の流路層及び前記第2の流路層に形成された貫通孔を通って前記膜/電極接合体を透過できるように形成された請求項1から5のいずれかに記載の固体高分子形燃料電池。
【請求項7】
 前記第1のガス遮断絶縁層の第1の側に第1のセパレーター層を含み、前記第2のガス遮断絶縁層の第2の側に第2のセパレーター層を含み、前記第1のセパレーター層及び前記第2のセパレーター層にはそれぞれ貫通孔が形成され、これらの貫通孔は、入射されたX線がこれらの貫通孔とともに前記第1の流路層及び前記第1の集電層並びに前記第2の流路層及び前記第2の集電層に形成された貫通孔を通って前記膜/電極接合体を透過できるように形成された請求項6に記載の固体高分子形燃料電池。
【請求項8】
 前記第1のセパレーター層に形成された開口には、その長尺方向に向けて傾斜する切欠面が形成され、前記第2の側の表面に前記第2のセパレーター層に形成された開口には、その長尺方向に向けて傾斜する切欠面が形成された請求項7に記載の固体高分子形燃料電池。
【請求項9】
 前記第1のセパレーター層及び前記第2のセパレーター層に形成された切欠面は、前記膜/電極接合層の表面となす角度が10°から30°までの範囲にある請求項8に記載の固体高分子形燃料電池。
【請求項10】
 請求項1から9のいずれかに記載の固体高分子形燃料電池の計測装置であって、前記固体高分子形燃料電池に入射されるX線を所定のエネルギーに分光する分光器と、前記固体高分子形燃料電池を透過したX線を検出する第1の検出器と、前記固体高分子形燃料電池で回折されたX線を検出する第2の検出と、前記第1の検出器に適する所定のエネルギー範囲の掃引と、前記第2の検出器に適する所定エネルギーの分光とを切り替えるように前記分光器を制御するとともに、前記第1の
検出器及び前記第2の検出器の少なくとも一方を前記分光器に連動して動作するように制御する制御部とを含む計測装置。
【請求項11】
 前記第1の検出器は、イオンチェンバー検出器である請求項10に記載の計測装置。
【請求項12】
 前記第2の検出器は、位置敏感型検出器である請求項10又は11に記載の計測装置。
(以下省略)

発明の名称 ワイヤレスセンサネットワークシステムおよび情報収集方法
技術分野 IT
出願番号 特願2015-31518
概要

【要約】
【課題】同じ周波数帯域を利用する他の通信システムとの間で互いの干渉を回避する、ワイヤレスセンサネットワークシステムおよびこれに用いる情報収集方法を提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 それぞれに独立して観測対象を測定し、前記測定の結果に対応する周波数を有する応答信号を送信できる複数のセンサノードと、前記センサノードから送信される前記応答信号を受信するフュージョンセンタとを具備するワイヤレスセンサネットワークシステムであって、前記フュージョンセンタは、前記フュージョンセンタおよび前記センサノードが利用する所定の周波数帯域における、前記複数のセンサノード以外の周辺通信機器による通信の有無を検出するキャリアセンス部と、前記複数のセンサノードの全部またはその中の2個以上のセンサノードに対し応答を要求するリクエスト信号を生成するリクエスト信号生成部と、生成された前記リクエスト信号を送信する送受信部とを具備し、前記複数のセンサノードのそれぞれは、前記リクエスト信号を受信する送受信部と、前記応答信号を生成する応答信号生成部とを具備し、応答を要求された前記センサノードは、自己以外のセンサノードによる通信の有無にかかわりなく、受信した前記リクエスト信号に応じて前記応答信号を前記フュージョンセンタに向けて送信するワイヤレスセンサネットワークシステム。
【請求項2】
 それぞれに独立して観測対象を測定し、前記測定の結果に対応する周波数を有する応答信号を送信できる複数のセンサノードと、前記センサノードから送信される前記応答信号を受信するフュージョンセンタとを具備するワイヤレスセンサネットワークシステムであって、前記フュージョンセンタは、前記フュージョンセンタおよび前記センサノードが利用する所定の周波数帯域で通信している、前記複数のセンサノード以外の周辺通信機器を検出するキャリアセンス部と、前記周辺通信機器との前記周波数帯域における干渉または与干渉を回避する通信条件を、前記検出結果に基づいて算出する通信条件算出部と、算出された前記通信条件に基づいて、前記複数のセンサノードの全部またはその中の2個以上のセンサノードに向けるリクエスト信号を生成するリクエスト信号生成部と、生成された前記リクエスト信号を送信する送受信部とを具備し、前記複数のセンサノードのそれぞれは、前記リクエスト信号を受信する送受信部と、前記応答信号を生成する応答信号生成部とを具備し、応答を要求された前記センサノードは、自己以外のセンサノードによる通信の有無にかかわりなく、受信した前記リクエスト信号に応じて前記応答信号を前記フュージョンセンタに向けて送信するワイヤレスセンサネットワークシステム。
【請求項3】
 請求項2に記載のワイヤレスセンサネットワークシステムにおいて、前記各センサノードは、自己に設定された固有番号を記憶するメモリと、受信された前記リクエスト信号から前記通信条件を検出する通信条件検出部とをさらに具備し、前記フュージョンセンタは、前記複数のセンサノードに前記固有番号が対応付けられているテーブルを記憶するメモリをさらに具備し、前記通信条件算出部は、前記通信条件として、前記周辺通信機器との前記周波数帯域における干渉または与干渉を回避して通信できる情報収集範囲を算出し、前記情報収集範囲に基づいて、前記複数のセンサノードのそれぞれを、前記応答信号の送信を要求する対象センサノードまたは応答信号の送信を要求しない対象外センサノードに分別するセンサノード分別情報をさらに算出し、前記リクエスト信号は、前記センサノード分別情報をさらに含み、前記通信条件検出部は、前記リクエスト信号から前記センサノード分別情報を検出し、前記各センサノードは、前記対象センサノードに分別されている場合にのみ前記応答信号を送信するワイヤレスセンサネットワークシステム。
(以下省略)

発明の名称 プロジェクションマッピング装置、映像投影制御装置、映像投影制御方法および映像投影制御プログラム
技術分野 IT
出願番号 特願2015-30575
概要

【要約】
【課題】プロジェクションマッピングにおいて、動いている物体の位置・姿勢を高速に推定し、映像投影を可能とする。
【解決手段】対象物体を検出し、当該対象物体に投影映像を投影するプロジェクションマッピング装置であって、投影前のオフライン処理に際し、前記対象物体の位置および姿勢を推定するためのモデル点群データから推定に影響しないデータを削除するモデル点群最適化部と、投影中のオンライン処理に際し、前記対象物体からリアルタイムに取得したシーン点群データから推定に影響しないデータを削除するシーン点群最適化部とを備える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
 対象物体を検出し、当該対象物体に投影映像を投影するプロジェクションマッピング装置であって、投影前のオフライン処理に際し、前記対象物体の位置および姿勢を推定するためのモデル点群データから推定に影響しないデータを削除するモデル点群最適化部と、投影中のオンライン処理に際し、前記対象物体からリアルタイムに取得したシーン点群データから推定に影響しないデータを削除するシーン点群最適化部とを備えたことを特徴とするプロジェクションマッピング装置。
【請求項2】
 請求項1に記載のプロジェクションマッピング装置において、投影中のオンライン処理に際し、ICPアルゴリズムにより前記対象物体の位置および姿勢の推定を行うトラッキング処理部を備えたことを特徴とするプロジェクションマッピング装置。
【請求項3】
 請求項1に記載のプロジェクションマッピング装置において、投影中のオンライン処理に際し、パーティクルフィルタによる前記対象物体の第1段階の位置および姿勢の推定と、ICPアルゴリズムによる前記対象物体の第2段階の位置および姿勢の推定とを行うトラッキング処理部を備えたことを特徴とするプロジェクションマッピング装置。
【請求項4】
 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプロジェクションマッピング装置において、前記モデル点群最適化部は、モデル点群データから主曲率が所定値以下のデータを削除することを特徴とするプロジェクションマッピング装置。
【請求項5】
 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプロジェクションマッピング装置において、前記シーン点群最適化部は、シーン点群データから背景のシーン点群データを削除することを特徴とするプロジェクションマッピング装置。
【請求項6】
 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプロジェクションマッピング装置において、前記シーン点群最適化部は、シーン点群データから、パーティクルフィルタによる位置および姿勢の推定のためのパーティクルの存在する領域に含まれないデータを削除することを特徴とするプロジェクションマッピング装置。
【請求項7】
 対象物体を検出し、当該対象物体に投影映像を投影する映像投影制御装置であって、投影前のオフライン処理に際し、前記対象物体の位置および姿勢を推定するためのモデル点群データから推定に影響しないデータを削除するモデル点群最適化部と、投影中のオンライン処理に際し、前記対象物体からリアルタイムに取得したシーン点群データから推定に影響しないデータを削除するシーン点群最適化部とを備えたことを特徴とする映像投影制御装置。
【請求項8】
 対象物体を検出し、当該対象物体に投影映像を投影する映像投影制御装置が実行する方法であって、投影前のオフライン処理に際し、前記対象物体の位置および姿勢を推定するためのモデル点群データから推定に影響しないデータを削除するモデル点群最適化工程と、 投影中のオンライン処理に際し、前記対象物体からリアルタイムに取得したシーン点群データから推定に影響しないデータを削除するシーン点群最適化工程とを備えたことを特徴とする映像投影制御方法。
【請求項9】
対象物体を検出し、当該対象物体に投影映像を投影する映像投影制御装置を構成するコンピュータを、投影前のオフライン処理に際し、前記対象物体の位置および姿勢を推定するためのモデル点群データから推定に影響しないデータを削除するモデル点群最適化手段、投影中のオンライン処理に際し、前記対象物体からリアルタイムに取得したシーン点群データから推定に影響しないデータを削除するシーン点群最適化手段として機能させる映像投影制御プログラム。