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開放特許情報

特許情報

発明の名称 増幅回路
技術分野 IT
出願日 平成21年8月31日
出願番号 特願2009-200817
公開番号 特開2011-55152
登録番号 特許第5408616号
出願人 国立大学法人電気通信大学
発明者 本城 和彦
高山 洋一郎
石川 亮
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概要 【特許請求の範囲】

【請求項1】
基本角周波数ω0で動作する増幅回路であって、
等価出力電流源と、前記等価出力電流源の出力部に対して並列寄生容量となるドレーン-ソース間容量と、前記等価出力電流源およびドレーン出力部の間に存在し、かつ、直列寄生インダクタンスとなるドレーンインダクタンスとを有する等価回路として表現可能なトランジスタと、
前記ドレーン出力部に接続された入力部と、出力部と、前記入力部および出力部の間に設けられて各段が並列容量および直列インダクタを具備するn段(n=1、2、3、…)の梯子型回路とを有する高調波処理回路と、
前記高調波処理回路の出力部および接地面との間に設けられて、それぞれの共振周波数が互いに異なる2n+1個の共振器を有する共振回路部と、
前記高調波処理回路の後段に設けられた負荷抵抗と
を具備し、
前記2n+1個の共振器の共振周波数は、前記高調波処理回路の出力部を短絡した場合に前記トランジスタのドレーン出力部および前記接地面の間に形成されるn+1個の極およびn個の零点の周波数にそれぞれ一致し、
前記2n+1個の共振器のうち、2n個の共振器の共振周波数は、2次(2ω0)から2n+1次((2n+1)ω0)の高調波の周波数にそれぞれ一致している
増幅回路。

【請求項2】
請求項1に記載の増幅回路であって、
前記2n+1個の共振器は、
直列に接続されたキャパシタ及びインダクタンスを具備し、前記高調波処理回路の出力部を短絡した場合に、前記トランジスタの等価回路における等価出力電流源の出力部および接地面の間に形成されるn+1個の極およびn個の零点の周波数において短絡となる
増幅回路。

【請求項3】
請求項1に記載の増幅回路であって、
前記共振回路部は、前記2n+1個の共振器として、
前記高調波処理回路の出力部を短絡した場合に、前記トランジスタの等価回路における等価出力電流源の出力部および接地面の間に形成されるn+1個の極およびn個の零点の周波数において短絡となり、前記2n+1個の共振器の共振周波数で4分の1波長とした先端開放スタブ
を具備する
増幅回路。

【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載の増幅回路であって、
前記高調波処理回路の後段、かつ、前記負荷抵抗の前段に接続されて、前記基本波ω0に対応する整合回路
をさらに具備する
増幅回路。

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